The Temptations - My Girl / Nobody But My Baby
1964 USA Original 45rpm Record [GORDY/GO-7038]
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"クラシック5時代"と呼ばれるモータウンでの黄金期には、メンバー全員がリードをとる最強の実力派のボーカル・グループとして人気を博したデトロイト出身のR&B~ソウル・ボーカル・グループ/ザ・テンプテーションズが、1964年にGORDYレーベルからリリースしたシングルです。
スモーキー・ロビンソン・プロデュースによる作品で、ビルボードトップ100チャートで最高13位、R&Bチャートで6週連続1位を記録しました。ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」で第88位に選定され、2018年には「文化的、歴史的、または芸術的に重要」であるという理由から、米国議会図書館によって全米記録レジストリに保存されるように選択された名作中の名作です。
ザ・ミラクルズのスモーキー・ロビンソンが作詞作曲をした楽曲を、新ボーカリストとなったデイヴィッド・ラフィンが熱っぽく歌いあげる60's モータウン・ソウル・クラシックス!デイヴィッド・ラフィンはそれまでリードを努めるオリジナル曲を持っていませんでしたが、デイヴィッドがモータウンレビューでザ・ドリフターズの「アンダー・ザ・ボード・ウォーク」を歌っているのを見たスモーキー・ロビンソンが、彼の素晴らしいヴォーカルの素質に気付き、彼の声質にマッチするオリジナル曲を書けばヒットするはずだと思い立ち、スモーキーの妻であるクローデット・ロジャース・ロビンソンをモチーフに「マイ・ガール」を書き上げたという逸話があります。
裏面はエディー・ケンドリックスがリードによるバラード作品です。
近年クリーンコピーは希少で世界的に高額になっております。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:RK4M--6552-1E WLL-109119 NashvilleMatrix 1D / RK4M--6553-1E V-024304 NashvilleMatrix 1C |
アーティスト【ザ・テンプテーションズ】
R&B~ソウル・ボーカル・グループ。R&Bグループ/ザ・ディスタンツ(The Distants)とザ・プライムス(The Primes)のメンバーにより、1960年にデトロイトで結成されたジ・エルジンズ(The Elgins)が前身。1961年にモータウンのオーディションに合格し、この時にグループ名をザ・テンプテーションズに変更して同社のサブレーベルMIRACLEレーベルに初録音を残す。1962年にGORDYレーベルから「Dream Come True」が初ヒットを記録し、その後からモータウン・レビューのツアーにも参加。1964年からはスモーキー・ロビンソンがプロデュースした「The Way You Do the Things You Do」「Girl (Why You Wanna Make Me Blue)」「My Girl」「It's Growing」「Since I Lost My Baby」「My Baby」「Get Ready」「Ain't Too Proud to Beg」「Beauty Is Only Skin Deep」「(I Know) I'm Losing You」「(Loneliness Made Me Realize) It's You That I Need」等を1968年まで立て続けにヒットさせ、(通称)"クラシック5時代"として黄金期を迎える。この黄金期にはメンバーはデイヴィッド・ラフィン、エディー・ケンドリックス、メルヴィン・フランクリン、ポール・ウィリアムス、オーティス・ウィリアムスの5人で、メンバー全員がリードをとる実力派のボーカルグループとして君臨した。1968年にディヴィッドが抜けてデニス・エドワーズが加わり、プロデューサーにノーマン・ウィットフィールドを迎えた「Cloud Nine」をヒットさせ、新たにサイケデリック・ソウル期を迎える。1970年頃にエディーとポールが脱退(公式には「Just My Imagination (Running Away with Me)」まで)。以降はメンバーチェンジを繰り返しながら、2010年代も現役活動中である。