The Temptations - Just My Imagination (Running Away With Me) / You Make Your Own Heaven & Hell Right Here On Earth
1971 USA Original 45rpm Record [GORDY/7105]
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"クラシック5時代"と呼ばれるモータウンでの黄金期には、メンバー全員がリードをとる最強の実力派のボーカル・グループとして人気を博したデトロイト出身のR&B~ソウル・ボーカル・グループ/ザ・テンプテーションズが、1971年1月14日にGORDYレーベルからリリースしたシングルです。
ノーマン・ホイットフィールド・プロデュースによる作品です。
ビルボード・ホット100チャートで最高1位、ビルボード・R&Bチャートで最高1位、USキャッシュボックスチャートで最高1位、カナダのRPMチャートで最高72位、全英シングルチャートで最高8位を記録しました。2010年、ローリング・ストーン誌は「史上最高の500曲」のリストの399位に挙げましたが、2021年の更新後にはリストから外れました。
ノーマン・ホイットフィールドとバレット・ストロングによって書かれた曲です。「ジャスト・マイ・イマジネーション」はテンプテーションズの代表曲の一つとされており、1960年代のグループのレコーディング・サウンドを思い起こさせるものとして注目されています。また、創設メンバーのエディ・ケンドリックスとポール・ウィリアムズが参加した最後のテンプテーションズのシングルでした。ケンドリックスはソロ活動を始めるためにグループを離れ、病弱だったウィリアムズは健康上の理由からグループを引退せざるを得なくなっていました。
弦楽器とフレンチホルンによるフルオーケストラアレンジメントがブルージーなリズムトラックとベースラインを飾り、楽器演奏を奏でています。主にエディ・ケンドリックスがリードを歌っており、ザ・テンプテーションズのパフォーマンスは夢のような雰囲気を持ち、愛する女性との関係が進展する想像を、希望と願望の中を静かに漂わせた表現になっています。
裏面はサイケデリック・ソウル作品です。
コンディション:VG++/VG++/DH マトリックス番号:N-T2-N-849M04 LENNY / Z4KM-5127-1-A G-7105 |
アーティスト【ザ・テンプテーションズ】
R&B~ソウル・ボーカル・グループ。R&Bグループ/ザ・ディスタンツ(The Distants)とザ・プライムス(The Primes)のメンバーにより、1960年にデトロイトで結成されたジ・エルジンズ(The Elgins)が前身。1961年にモータウンのオーディションに合格し、この時にグループ名をザ・テンプテーションズに変更して同社のサブレーベルMIRACLEレーベルに初録音を残す。1962年にGORDYレーベルから「Dream Come True」が初ヒットを記録し、その後からモータウン・レビューのツアーにも参加。1964年からはスモーキー・ロビンソンがプロデュースした「The Way You Do the Things You Do」「Girl (Why You Wanna Make Me Blue)」「My Girl」「It's Growing」「Since I Lost My Baby」「My Baby」「Get Ready」「Ain't Too Proud to Beg」「Beauty Is Only Skin Deep」「(I Know) I'm Losing You」「(Loneliness Made Me Realize) It's You That I Need」等を1968年まで立て続けにヒットさせ、(通称)"クラシック5時代"として黄金期を迎える。この黄金期にはメンバーはデイヴィッド・ラフィン、エディー・ケンドリックス、メルヴィン・フランクリン、ポール・ウィリアムス、オーティス・ウィリアムスの5人で、メンバー全員がリードをとる実力派のボーカルグループとして君臨した。1968年にディヴィッドが抜けてデニス・エドワーズが加わり、プロデューサーにノーマン・ウィットフィールドを迎えた「Cloud Nine」をヒットさせ、新たにサイケデリック・ソウル期を迎える。1970年頃にエディーとポールが脱退(公式には「Just My Imagination (Running Away with Me)」まで)。以降はメンバーチェンジを繰り返しながら、2010年代も現役活動中である。