The Supremes - My World Is Empty Without You / Everything Is Good About You
1965 USA Original 45rpm Record [MOTOWN/1089]
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60~70年代における数多くの世界的ヒットで圧倒的な人気を誇ったデトロイト出身の女性R&B~ソウル&ポップ・グループ、ザ・スプリームスが、1965年12月29日にMOTOWNレーベルからリリースしたシングルです。
ホランド=ドジャー=ホランド(H=D=H)・プロデュースによる作品です。
Lamont Dozier, Brian Holland, Eddie Holland
ビルボード・ホット100チャートで5位、ビルボード・R&Bチャートで10位、USキャッシュボックスチャートで5位を記録しました。
モータウンのメインプロダクションチームであるホランド=ドジャー=ホランドによって書かれた速いテンポの曲で、恋愛破局後に始まる気分の落ち込みの感情を掘り下げた内容の歌詞です。バッキング・インストゥルメンタルでは、1960年代半ばに流行したバロック・ポップの傾向に合わせて、「シュトゥルム・ウント・ドラング(Sturm und Drang:18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動)」のアレンジで編曲されています。
スプリームスにとってのナンバー1ヒットではありませんでしたが、CBS局のヒットバラエティプログラム『ザ・エド・サリヴァン・ショウ』(1966年2月20日日曜日)でこの曲を披露しました。
曲の冒頭から唸りをあげるジェームス・ジェマーソンのベースや、アール・ヴァン・ダイクのハモンド・オルガンによる屈強なR&Bサウンドを、戯曲仕立てのドラマチックなアレンジで仕上げた60's モータウン・ソウル・クラシックス!
裏面もノリの良いアップテンポのR&Bです。
コンディション:VG(+)/VG(+) マトリックス番号:SK4M-7325-1-E HXV-173312 / SK4M-7326-1-F HXI-173307 |
アーティスト【ザ・スプリームス】
女性R&B~ソウル・ボーカル・グループ。ダイアナ・ロスが在籍した事で有名な女性ボーカル・グループ。1959年にザ・プライムス(The Primes:ザ・テンプテーションズの前身グループ)の兄妹グループとして、デトロイトで結成された4人組のザ・プライメッツ(The Primettes)が前身となる。1960年に地元のLU PINEレーベルに初録音をする。1961年にMOTOWNレーベルと契約し、メンバーチェンジを経てグループ名をザ・スプリームスに変更して活動。当初は歌唱力のあったフローレンス・バラードを中心にR&Bを歌っていたが、声質に親しみやすさのあったダイアナ・ロスをフロント歌手とし、1962年頃に音楽スタイルをポップ路線へ変更した「Let Me Go the Right Way」がヒットしたあたりから注目される様になる。1964年に「Where Did Our Love Go」が全米No.1ヒットを記録~英国でも大ヒットし、以降「Baby Love」「Come See About Me」「Stop! In the Name of Love」「Back in My Arms Again」「Nothing but Heartaches」「I Hear a Symphony」「My World Is Empty Without You」「Love Is Like an Itching in My Heart」「You Can't Hurry Love」「You Keep Me Hangin' On」「The Happening」「Reflections」「I Guess I'll Always Love You」「Love Child」「The Composer」「Someday We'll Be Together」等の大ヒットを連発させ(No.1ヒットは12曲)、一気に世界的なグループへと成長した。ダイアナが抜けた以降も70年代半ばまでチャート・ヒットをコンスタントに連発し、グループは1977年に解散している。