The Supremes - Come See About Me / Always In My Heart
1964 USA Original 45rpm Record [MOTOWN/1068]
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60~70年代における数多くの世界的ヒットで圧倒的な人気を誇ったデトロイト出身の女性R&B~ソウル&ポップ・グループ/ザ・スプリームスが、1964年10月27日にMOTOWNレーベルからリリースしたシングルです。H-D-H・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高1位、ビルボード・R&Bチャートで最高3位を記録しました。
Holland-Dozier-Holland
ホーランド・ドジャー・ホーランドが書いた作品で、ザ・スプリームスが最初に録音しましたが、シングルとして最初に発売されたのは、WANDレーベルのネラ・ドッズのバージョンでした。ドッズのバージョンはビルボード・ホット100チャートで最高74位まで上昇しており、機を見るに敏なモータウンはすかさずザ・スプリームスのバージョンをシングルとしてすぐにリリースし、ネラ・ドッズのチャート上昇を阻止しました。
「ホエア・ディド・アワー・ラヴ・ゴー?」の成功の後、「ベイビー・ラヴ」をレコーディングした2週間後にレコーディングされました。トラックはフェードインで始まり、スタジオ録音でこのテクニックが初めて使用されたことを示しています。リズミカルで顕著なデトロイト・ビートに乗せた軽快なコーラスが弾む60's モータウン・ポップR&B・クラシックスです。
1967年にはジュニア・ウォーカー&ジ・オール・スターズがカバーし、そちらもビルボード・ホット100チャートで最高25位、ビルボード・R&Bチャートで最高10位を記録するヒットになっています。
1987年にウェールズのロックンロール・シンガー/シェイキン・スティーヴンスがカバーし、英国とアイルランドでチャートヒットしています。
裏面はバラード作品です。
コンディション:VG++/NM/SOL マトリックス番号:RK4M-2604-1-D A1 / RK4M-2686-1-D A2 |
アーティスト【ザ・スプリームス】
女性R&B~ソウル・ボーカル・グループ。ダイアナ・ロスが在籍した事で有名な女性ボーカル・グループ。日本語ではなぜか「ザ・シュープリームス」と発音されることがほとんどだが、米英語での発音は「ザ・スプリームス」の方が自然。1959年にザ・プライムス(The Primes:ザ・テンプテーションズの前身グループ)の兄妹グループとして、デトロイトで結成された4人組のザ・プライメッツ(The Primettes)が前身となる。1960年に地元のLU PINEレーベルに初録音をする。1961年にMOTOWNレーベルと契約し、メンバーチェンジを経てグループ名をザ・スプリームスに変更して活動。当初は歌唱力のあったフローレンス・バラードを中心にR&Bを歌っていたが、声質に親しみやすさのあったダイアナ・ロスをフロント歌手とし、1962年頃に音楽スタイルをポップ路線へ変更した「Let Me Go the Right Way」がヒットしたあたりから注目される様になる。1964年に「Where Did Our Love Go」が全米No.1ヒットを記録~英国でも大ヒットし、以降「Baby Love」「Come See About Me」「Stop! In the Name of Love」「Back in My Arms Again」「Nothing but Heartaches」「I Hear a Symphony」「My World Is Empty Without You」「Love Is Like an Itching in My Heart」「You Can't Hurry Love」「You Keep Me Hangin' On」「The Happening」「Reflections」「I Guess I'll Always Love You」「Love Child」「The Composer」「Someday We'll Be Together」等の大ヒットを連発させ(No.1ヒットは12曲)、一気に世界的なグループへと成長した。ダイアナが抜けた以降も70年代半ばまでチャート・ヒットをコンスタントに連発し、グループは1977年に解散している。