The Rolling Stones - It's Only Rock 'N Roll (But I Like It) / Through The Lonely Nights [Styrene, MO Pressing]

60年代のブリティッシュ・インベーションを代表するだけでなく、20世紀のロックを代表するモンスターグループとしても知られるイギリス・ロンドン出身のロック・バンド／ザ・ローリング・ストーンズが、1974年7月26日にROLLING STONESレーベルからリリースしたシングルです。

グリマー・ツインズ（ミック・ジャガーとキース・リチャーズ）・プロデュースによる作品です。

ビルボード・ホット100チャートで最高16位、カナダのチャートで最高9位、全英シングルチャートで最高10位を記録しました。

ローリング・ストーンズの1974年のアルバム『イッツ・オンリー・ロックンロール』からのリードシングルです。

ミック・ジャガーとキース・リチャーズの作品としてクレジットされていますが、後にローリング・ストーンズのギタリストとなるロニー・ウッドがジャガーと共同作曲した作品です。

Ronnie Wood (1974)

ミック・ジャガーが1993年のコンピレーションアルバム『ジャンプ・バック』のライナーノーツで歌詞について言及しています。「この曲のアイデアは、当時の僕らの世間体と関係があるんだ。『ああ、前回ほど良くないね』とか、みんなが批判してくることに少しうんざりしていた。シングルのジャケットには、まるで剣のようにペンが体に突き刺さっている僕の写真が使われていた。軽薄で、反ジャーナリズム的な感じだった」

この曲は元々ロンドンのリッチモンドにあるウッドの自宅「ザ・ウィック」にあるスタジオで、ある夜に録音されました。デヴィッド・ボウイがジャガーのリードボーカルのバックシンガーを務め、ウィリー・ウィークスがベースを、ケニー・ジョーンズがドラムを担当しました。

David Bowie (1974)

力強い楽器演奏はストーンズの伝統的なパワーを持ち、素晴らしいフックを持つハードロックと評される名作です。

1999年、国際的なアーティスト集団が参加したスーパーグループ「アーティスト・フォー・チルドレンズ・プロミス」がカバーし、このシングルはチルドレンズ・プロミスへの募金活動のためにリリースされたまし。1999年12月9日にリリースされ、イギリスで最高19位を記録しました。

裏面はバラードで、2005年のコンピレーションアルバム『Rarities 1971-2003』までどのアルバムにも収録されていなかったレア・タイトルです。

アーティスト【ザ・ローリング・ストーンズ】









ブリティッシュ・ビート～ロック・グループ。1962年頃のイギリス・ロンドンで、ブライアン・ジョーンズ、イアン・スチュワート、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツを中心に結成。マディー・ウォーターズの曲名からグループ名を拝借しており、初期はR&Bやブルースのカバーを中心に演奏した。マネージャー アンドリュー・ルーグ・オールダムと出会い、1963年にUK DECCAレーベルからチャック・ベリーのカバー「Come On」で華々しくデビューを飾る。当時比較されたザ・ビートルズとは反対的に不良っぽいイメージとハードなサウンドを売りにして人気を博し、「(I Can't Get No) Satisfaction」、「Get Off of My Cloud」、「Paint It, Black」、「Jumpin' Jack Flash」、「Honky Tonk Women」等、多くのヒットや名作を連続して発表した。2010年代も現役活動中のモンスター・バンドである。