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Sixties 45

The Rip Chords - Here I Stand / Karen

1963 USA Original 45rpm Record [COLUMBIA/4-42687]

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ブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーが手がけたプロジェクト/ザ・リップ・コーズ|ブルース&テリーが、1963年3月にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。テリー・メルチャー・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高51位を記録しました。

R&B歌手のウェイド・フレモンズが1958年にVEE-JAYレーベルに吹き込んだ作品のカバーです。



1962年12月17日に録音されました。アーニー・ブリンガスはリードでファルセットを歌い、またフィル・スチュワートがバックグラウンドボーカルとして参加しました。曲中で聴ける印象的なギターは、グレン・キャンベルによるものです。全体のアレンジメントは、フィル・スペクター関連でも知られるジャック・ニッチェが担当しており、ラテンのリズムを強調した重厚なサウンドに、聖歌隊風のコーラスと、ドゥーワップ風のコーラスを散りばめて煌びやかさも出しています。


Jack Nitzsche

「ヘイ・リトル・コブラ」でサーフ&ホットロッド路線にいく前の、オールディーズ的なポップス感が素晴らしい名作です。

裏面曲はジ・エヴァリー・ブラザーズ風のロックンロールとなる2サイダーです。

コンディション:VG(-)/VG(-)/SOL/TROL
マトリックス番号RZSP-71062-1E / RZSP-70935-1G

アーティスト【ザ・リップ・コーズ|ブルース&テリー】





ポップ・ボーカル・グループ。フィル・スチュワートとアーニー・ブリンガスという友人同士を主体にしており、1965年からザ・ビーチ・ボーイズに正式参加する事になるブルース・ジョンストンと、ドリス・デイの息子としても知られるプロデューサー/テリー・メルチャーが手がけた。録音/ツアーメンバーとしての実態はあり、オフィシャル・ウェブサイト(http://www.theripchords.net/)からの情報によると、公式なメンバーはリチャード・ロッドキン(Richie Rotkin)、アーニー・マーカス(Arnie Marcus)、ミッチ・チェクター(Mitch Schecter)、フレディー・ブロッグ(Freddy Brog)、ボビー・スキャメル(Bobby Scammell)、トニー・タトル(Tony Tuttle)、エイミー・リン(Amy Lynne)、ジャンピン・ジェイ・レズリー(Jumpin' Jay Leslie)らで、ブルース&テリーがさらにコーラスをオーバーダビングして録音して仕上げている。結局はブルース&テリーが中心のプロジェクトであるが、グループ名義の方が売り出しやすいという理由から優遇された。それをふまえて、録音はブルース&テリー名義も含めてCOLUMBIAレコードにあり、1963年に「Here I Stand」、「Hey Little Cobra」がヒットしている。ポップス職人による上質なサウンドが素晴らしい名プロジェクト。ちなみにザ・ビーチ・ボーイズのサウンドを完璧に分析したブルース・ジョンストンの才能は、本家ザ・ビーチ・ボーイズからも高く評価され、さらにブルースは、ブライアン・ウィルソンと同等の声域で歌えた為、マイク・ラヴによりスカウトされ、1965年から正式にザ・ビーチ・ボーイズのメンバーとなってる事は周知のとおりである。