The Rascals - How Can I Be Sure / I'm So Happy Now
1967 USA Original 45rpm Record [ATLANTIC/45-2438]
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60年代におけるヒット曲の数々と多彩な音楽性で人気を博したロック・グループ/ザ・ラスカルズが、1967年8月28日にATLANTICレーベルからリリースしたシングルです。
グループ・セルフ・プロデュースによる作品です。グループにとって4度目のトップ10ヒットとなり、ビルボード・ホット100チャートで最高4位を記録し、USキャッシュボックスチャートで最高2位、カナダのチャートで最高1位を記録しました。
フェリックス・キャヴァリエールとエディ・ブリガティが書いた曲です。キャヴァリエールによると、ザ・ビートルズの「ミシェル」や「イエスタデイ」に影響を受けて書かれた内省的な楽曲をベースに制作されたそうです。それまでのロック指向のサウンドから、コンサーティーナ(アコーディオンに属するフリーリード楽器で、蛇腹楽器の一種)を用いてフランスのカフェの雰囲気のようなアレンジに仕上げ、そこにさらにブルーアイド・ソウルのテイストを盛り込んだ意欲作となりました。
1970年にダスティ・スプリングフィールドによるカバーが全英シングルチャートで36位に達しました。
1972年にデビッド・キャシディのバージョンが全米チャートで25位に達しました。
裏面は、ラスカルズのギタリスト、ジーン・コーニッシュによって書かれた曲で、ボーカルも彼が担当で歌われました。ユニークなギターのフェイドアウト・エンディングを特徴としています。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:A-12873-32 ARP AT LW / A-12447-33 ARP AT LW |
アーティスト【ザ・ラスカルズ】
ロック・グループ。初期はザ・ヤング・ラスカルズ名義で活動し、1968年からはグループ名をザ・ラスカルズに変更した。1965年にジョイ・ディー&ザ・スターライターズ出身のメンバー/エディ・ブリガッティ(Eddie Brigati)、フェリックス・キャバリアー(Felix Cavaliere)、ジーン・コーニッシュ(Gene Cornish)らによりニュージャージーで結成された。同年にATLANTICレーベルと契約した以降は、「Good Lovin'」、「Groovin'」、「People Got To Be Free」等の、19曲ものトップ100ヒットを発表し、60年代のアメリカン・ロックを代表する名グループとなった。アメリカン・ブラック・ミュージックを軸に、サケデリック、サンシャイン・ポップ、ラテン、ジャズ等の要素を盛り込んだロック・サウンドは、独創的でかつ奥深い。日本では山下達郎さんが音楽的影響を受けたと公言されている。1971年にはCOLUMBIAレーベルに移ったものの、1972年にバンドは解散している。