The Poni-Tails - Born Too Late / Come On Joey Dance With Me

60年代のガール・グループの先駆けとなったオハイオ州クリーヴランド出身のガール・グループ／ザ・ポニー・テイルスが、1958年6月23日にABC PARAMOUNTレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高7位、R&Bチャートで最高11位を記録しました。

「生まれてくるのが遅すぎた」という内容の楽曲で、年上男性に恋をしたティーネイジ・ガールの気持ちを代弁した作品です。O. B. マシンギルが指揮する上質なサウンドに乗せて、繊細なコーラス・スタイルでハモるガールズ・ポップ・クラシックスです。総合的に60年代のガール・グループの原型となったともいえる重要作品です。

裏面は明るい調子のポップ・ナンバーで、こちらも60年代を先駆けたスタイルのガールズ・ポップ・2サイダー！

コンディション：VG(+)/VG(+)/WOL/SOL マトリックス番号：45-ABC 3311 / 45 ABC 3313-1

アーティスト【ザ・ポニー・テイルス】



ガール・グループ。オハイオ州クリーヴランドにてブラッシュ・ハイ・スクールに通う、トニ・シストーン（Toni Cistone）、カレン・トピンカ（Karen Topinka）、パッティ・マッケーブ（Patti McCabe）のトリオ編成で結成。1957年に地元の音楽出版社のトム・イリウス（Tom Ilius）に見出されてPOINTレーベルに初録音した「Your Wild Heart」は、15歳のジョイ・レーンによりカバーされてヒットした。その後MARCレーベルにも録音し、その頃にカレン・トピンカが脱退してラヴァーン・ノヴァク（LaVerne Novak）が新メンバーとして参加した。新編成となったポニーテイルズは、1958年に大手ABC PARAMOUNTレーベルとの契約し、同年に「Born Too Late」が米英で大ヒットしています。その後も同レーベルにて「Seven Minutes In Heaven」と、「I'll Be Seeing You」がヒットし、「Early to Bed」は英国でのみヒットしている。グループは約5年間活動し、自然消滅的に解散している。録音もヒット曲も少ないグループではあるが、60年代のガール・グループの先駆けとなった重要グループである。