The Miracles - Ooo Baby Baby / All That's Good
1965 USA Original 45rpm Record [TAMLA/T-54113]
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モータウンにおいて、作詞・作曲、プロデューサー、歌い手としてや、ベリー・ゴーディー・ジュニアの片腕として会社経営にまで非凡なる才能を発揮した天才人物スモーキー・ロビンソンを中心としたデトロイトR&B~ソウル・グループ/ザ・ミラクルズが、1965年3月5日にTAMLAレーベルからリリースしたシングルです。
スモーキー・ロビンソン・プロデュースによる作品です。
Smokey Robinson
ビルボード・ホット100チャートで最高7位、ビルボード・R&Bチャートで最高77位、USキャッシュボックスチャートで最高7位、カナダのRPMチャートで最高6位を記録しました。ローリング・ストーン誌の「史上最も偉大な曲500」のリストで266位に挙げられています。
スモーキー・ロビンソンとピート・ムーアによって書かれた曲です。スモーキー・ロビンソンが恋人の女性を裏切った事実を嘆き、自分の過ちを見逃して許してくれと懇願しているナンバーです。この曲の非常に感情的な雰囲気は、ザ・ミラクルズのメンバーであり曲の共作者であるピート・ムーアによって編曲されたザ・ミラクルズのタイトなバックグラウンド・ボーカル・ハーモニーと、ファンク・ブラザーズ・バンドのインストゥルメンタル・トラックをアクセントにする豊かなオーケストラ・ストリングス・アレンジメントによって表現されています。ムーアは、このアレンジはリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズの1963年の曲「アイム・オン・ザ・アウトサイド(ルッキング・イン)」からのインスパイアであったと後に語っています。
1978年、リンダ・ロンシュタットのカバーバージョンはビルボード・コンテンポラリー・チャートで2位を記録し、1979年にはビルボード・ホット100チャートで最高7位を記録しました。
この曲は、ザ・ミラクルズで最もカバーされた曲の一つで、他のアーティストによる数多くのカバー・バージョンにインスピレーションを与えてきました。
裏面は、ミッドテンポのゴスペル・スタイルのR&Bです。
オリジナル・カンパニースリーブ付きです。
コンディション:NM/NM/DH マトリックス番号:S4KM-0745-1-E WLL-118302 R / S4KM-0748-1-C WLX103305 R |
アーティスト【スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ】
R&B~ソウル・ボーカル・グループ。モータウン社を代表する大スター・グループ。1955年頃にデトロイトで結成されたザ・ファイヴ・チャイムス(The Five Chimes)~ザ・マタドアーズ(The Matadors)が前身。1958年にジャキー・ウィルソンのマネージャーのオーディションに合格し、ジャッキーが所属していたBRUNSWICKレーベルで、ジャッキーの為に楽曲を提供していたベリー・ゴーディーJr.を紹介される。1958年にグループ名をザ・ミラクルズに変更し、ENDレーベルよりビリー・ディヴィスが作曲した「Got A Job」でデビューを果たす。ベリー・ゴーディーJr.がモータウン以前に設立していた ジョビート音楽出版(Jobete Music Company, Inc.)がCHESSレーベル傍系のANNAレーベルに作品を卸していた事から、親会社であるCHESSレーベルとも関係があり、1959年にCHESSレーベルを紹介され、そこで録音した「Bad Girl」がヒットを記録。しかしここで、「自主配給にした方が儲かる」と考えたベリー・ゴーディーJr.は、1959年に自主レーベルTAMLAレーベルを設立し、CHESSでヒットしていたミラクルズの「Bad Girl」を再プレスするもののTAMLA盤の方はノーヒットに終わる。1960年にTAMLAレーベルよりリリースされた「Shop Around」は遂にナショナルヒットを記録し、モータウンにとっての初のミリオンセラーとなった。以降は「You've Really Got a Hold on Me」、「Mickey's Monkey」、「I Second That Emotion」、「Baby Baby Don't Cry」、「Tears of a Clown」、「Ooo Baby Baby」、「Going to a Go-Go」、「The Tracks of My Tears」、「(Come Round Here) I'm The One You Need」、「The Love I Saw in You Was Just a Mirage」、「More Love」といったモンスターヒットを1970年頃まで快調に連発するモンスターグループへと成長を遂げている。また中心人物のスモーキー・ロビンソンは、ファルセットを活かした美声ヴォーカルの持ち主で、作詞作曲をすればメロディーも歌詞もピカイチ。音楽プロデューサーとしても才能を発揮し、1962-1966年の間にはモータウン内でメアリー・ウェルズ、ザ・テンプテーションズ、ブレンダ・ホロウェイ、ザ・マーヴェレッツ、マーヴィン・ゲイらをプロデュースしたろ、多くのヒット曲を手がけている。そしてベリー・ゴーディーJr.の片腕となり、会社経営にまで非凡なる才能を発揮した天才人物でもあった。1972年にスモーキーが脱退し、グループは1978年頃まで活動。80年代以降は何度か再結成して活動している。スモーキーは2010年代以降も現役活動中である。