The Fleetwoods - Come Softly To Me / I Care So Much
1959 USA Original 45rpm Record [LIBERTY/F-55188]
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ワシントン州オリンピアで結成された男女混成のポップ・コーラス・グループ/ザ・フリートウッズが、1959年3月にLIBERTYレーベルからリリースしたシングルです。
ボブ・ライスドルフ・プロデュースによる作品です。
Bob Reisdorff (left)
ビルボード・ホット100チャートで最高1位、ビルボード・R&Bチャートで最高5位、カナダのチャートで最高1位、全英シングルチャートで最高6位を記録しました。
グレッチェン・クリストファー、バーバラ・エリス、ゲイリー・トロクセルらが書いた曲で、彼/彼女らはこの曲を自宅で録音し、トロクセルが車のキーをリズミカルに震わせながらアカペラで歌いました。その後、コーラスを録音したテープはロサンゼルスに送られ、ボニー・ギターが弾くアコースティック・ギターを含む、少数の楽器の伴奏が追加され仕上げられました。メランコリックなメロディーの楽曲を、スムースな男女コーラスで繊細に織りなす50's ポップス・クラシックスです。
カバーが多い人気曲ですが、特筆すべきはチャート入りした、1972年のザ・ニュー・シーカーズによるバージョンで、ビルボード・ホット100チャートで最高95位、UKシングルチャートで最高20位を記録しています。
裏面はラテン調のアップテンポ・ナンバーで、こちらもハーモニー具合が素晴らしい2サイダーです。
【三種類あるレーベルについて】
このタイトルは三種類のレーベルから出されており、そのリリース順は①DOLPHIN、②LIBERTY、③DOLTONの順番です。
1959年2月中旬、「カム・ソフトリー・トゥ・ミー」はボニー・ギターのDOLPHINレコードからの最初にリリースされました。そして北西部で売れ行きが良かった1か月後、レコードの増産が決定されましたが、すでにDOLPHINという別の会社があったため、DOLPHINというレーベル名での生産は中止されました。ボニーには新たなレーベルを印刷する資金が不足していたため、彼女はLIBERTYレコードと契約を結び、売れ行きの勢いが落ちる前に急いでLIBERTYレコードから「カム・ソフトリー・トゥ・ミー」を一時的にリリースしました。そして間もなくDOLHINレコードは新しい名前でDOLTONレコードと改名され、「カム・ソフトリー・トゥ・ミー」はさらに大量に製造され販売され全国規模でのヒットになりました。ですのでDOLPHINレーベル盤は珍しく、そして意外でしょうが、LIBERTYレーベル盤の方がDOLTONレーベル盤よりも早いリリースということになります。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:45-1A 26904 / 45-1B 26905 |
アーティスト【ザ・フリートウッズ】
男女混成のポップ・コーラス・グループ。1950年代後半にワシントン州オリンピアで結成された、男性ゲイリー・トロクセル(Gary Troxel)、女性グレッチェン・クリストファー(Gretchen Christopher)と、バーバラ・エリス(Barbara Ellis)によるトリオ編成のグループ。アカペラ・グループとして地元で人気を博し、1958年にDOLTONレーベルと契約した。1963年までに「Come Softly To Me」「Tragedy」「(He's) The Great Impostor」「Mr. Blue」といったヒット曲を発表した。絶妙に絡み合う、男女のソフトなハーモニーが絶品のグループである。