Sonny & Cher - Little Man / Monday

1960年代～1970年代にかけて夫婦ポップ・ボーカル・デュオとして人気を誇ったソニー＆シェールが、1966年にATCOレーベルからリリースしたシングルです。ソニー・ボノ・プロデュースによる作品で、ビルボード・トップ100チャートで最高21位を記録し、USキャッシュボックスチャートで最高17位、同時期にフランス、ベルギー、スウェーデン、オランダ、ノルウェイで最高1位、そしてドイツ2位、イギリス4位、カナダでは6位を記録し、全世界で300万枚のセールスを記録しています。英国での「アイ・ゴット・ユー・ベイブ」がヒットした以来、デュオでの最大のチャート成功となり、デュオのトップ10ヒットの3つのうちの1つになりました。

1966年前半のデュオの作品は、チャートでのパフォーマンスが低下し始めました。9月になり、デュオはヨーロッパツアーに乗り出しましたが、当時コマーシャルな作品はありませんでした。ロンドンに滞在中、彼らは持ち込んだバッキングトラック用にボーカルを録音したのが「リトル・マン」で、それが彼らにヨーロッパでの、彼らの最大のヒットとなりました。

ギリシャとジプシーの倍音を伴うその地域のテイストは、すぐに和音となり、そして、その人気はヨーロッパ中の多数のテレビ出演によって後押しされました。オランダ、スウェーデン、ベルギーでは、記録的な速さでナンバー1のポジションを獲得し、シェールの「サニー」のバージョンがヨーロッパでリリースされる事も決定されました。「サニー」はオランダで2位になり、スウェーデンでは4位になりました。

アップテンポに乗せた情熱的なメロディーを、エキゾチックなサウンドで仕上げた60's ポップス・クラシックス！

裏面はバラード作品です。

コンディション：VG+/VG+/DH マトリックス番号：66C-10752-13 / 66C-10761-13

アーティスト【ソニー＆シェール】







ポップ・ボーカル・デュオ。ロサンジェルスを中心に主に裏方として活躍した、デトロイト生まれのイタリア系アメリカ人音楽プロデューサー／ソニー・ボノ（Salvatore Bono）と、カルフォルニア州エルセントロ出身の女優で歌手のシェール（Cherilyn Sarkisian）によるコンビ。1962年にまだ16歳だったシェリリン・サーキシアン（Cherilyn Sarkisian）は、当時ロサンゼルスでプロデューサーとして活躍していたソニー・ボノに見出され、彼の紹介でフィル・スペクターのセッションでのコーラスの仕事等を紹介される。同時にソニーとシェリリンは恋人関係でもあり、1964年には結婚している。そして間もなく二人はシーザー＆クレオ（Caesar & Cleo）というコンビを結成し、VAULTレーベルに初録音した。その後コンビ名をソニー＆シェールに改め、REPRISEレーベルから「Baby Don't Go」が全国ヒットとなりコンビは有名になる。1965年にはATCOレーベルに移籍し、「I Got You Babe」「Just You」「But You're Mine」「What Now My Love」「Laugh At Me」「Little Man」「The Beat Goes On」等を多くヒットさせた。二人が離婚する1977年までコンビとして活動し、大衆的に人気を博した。