Petula Clark - Don't Sleep In The Subway / Here Comes The Morning

生涯で6,800万枚以上という驚異的なレコードセールスを記録した、20世紀を代表するトップ・スターとして知られる女性ポップ・シンガー、女優、作曲家、ペトゥラ・クラークが、1967年4月にWARNER BROS.レーベルからリリースしたシングルです。

トニー・ハッチ・プロデュースによる作品です。


Tony Hatch & Petula Clark

ビルボード・ホット100チャートで最高5位、UKシングルチャートで最高12位を記録しました。

トニー・ハッチがジャッキー・トレントとの共作で、カップルが言い争いをした末、プライドを誇示する彼氏に対して、「どしゃ降りの雨の中に出てい行ったり、地下鉄で寝るようなバカなことは止めて」と、説いた内容です。イギリス英語でサブウェイは「地下通路」を意味し、アメリカでのサブウェイは「地下鉄」を意味する為に、作者であるトニー・ハッチは明確にアメリカのマーケットを狙った作品でありました。ポップスからシンフォニック、そしてザ・ビーチ・ボーイズの様なメロディーとコーラスへと音楽的なスタイルを変化させるという三種類の構成を用いた芸術的な作品です。

裏面もトニー・ハッチがジャッキー・トレントが共作をしたポップ・バラード作品です。

アーティスト【ペトゥラ・クラーク】



女性ポップ・シンガー、女優、作曲家。1939年イギリス・サリー生まれ。本名 Petula Sally Olwen Clark 。7歳から歌い始め、歌手として30～50年代を過ごす。1958年頃から活動の場を欧州各地に広げ、各国の言語で歌ったポップ・ナンバー等で人気を獲得。そして1964年に「Downtown」を世界的にヒットさせ有名となりました。以降も「I Know a Place」、「My Love」、「Colour My World」、「A Sign of the Times」、「Don't Sleep in the Subway」といったヒットを飛ばし続け、生涯で6,800万枚以上という驚異的なレコード・セールスを記録した世界的なトップの大スターである。