Paul Revere & The Raiders - Kicks / Shake It Up
1966 USA Original 45rpm Record [COLUMBIA/4-43556]
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ポール・リヴィアとマーク・リンゼイが在籍したことで知られるアイダホ州ボイズ出身のロック・グループ/ポール・リヴィア&ザ・レイダースが、1966年2月28日にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。
テリー・メルチャー・プロデュースによる作品です。
Terry Melcher
ビルボード・ホット100チャートで最高4位、USキャッシュボックスチャートで最高3位、カナダのRPMチャートで最高1位を記録しました。ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」で400位にランクされています。2014年にペースト誌(Paste Magazine)が選ぶ「史上最高のガレージ・ロック・ソング 50曲」のリストで36位にランクされました。
ブリル・ビルディングの名作曲家コンビとして知られるバリー・マン&シンシア・ワイルが書いた曲で、本来はジ・アニマルズの「ウィー・ゴッタ・アウト・オブ・ディス・プレース」のフォローアップ曲としてジ・アニマルズに提供予定でしたが、エリック・バードンによって却下された為、ザ・レイダースによって録音されました。
Barry Mann & Cynthia Weil
ブリティッシュ・インベージョン期の作風らしいハードなロック・サウンドですが、曲の内容はドラッグ使用の危険性を訴えており、初期の“アンチ・ドラッグ・ソング”であることが知られています。ギターが印象的なバンドの演奏に、マーク・リンゼイの荒ぶったR&Bスタイルのボーカルがマッチして痛快な60's ロック・クラシックスです。
ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは、テリー・メルチャー関連の作品の中では「キックス」はお気に入りの一曲であると言及しています。
Brian Wilson
裏面はノヴェルティー・タイプのセミ・インストゥルメンタル作品です。
オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。上記のように大ヒット曲ですが、それゆえにクリーン・コピーの残存は稀です。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:ZSP113152 1L / ZSP113153 1L |
アーティスト【ポール・リヴィア&ザ・レイダース】
ロック・グループ。中心人物となるポール・リヴィアとマーク・リンゼイにより、アイダホ州ボイズで1958年頃に結成されたザ・ダウンビーツ(The Downbeats)というグループが母体となる。初期はロックンロールを演奏しており、「Like, Long Hair」がGARDENAレーベルよりリリースされ中ヒットを記録。1965年にCOLUMBIAレーベルと契約し、プロデューサー/テリー・メルチャーが手がけたガレージ・ロック・スタイルの「Kicks」「Hungry」、そして「Indian Reservation」等の大ヒット曲を世に送り出した。アメリカ独立戦争中の愛国者「ポール・リヴィア」と同姓同名だった事から、独立戦争時代の衣装をメンバーのトレード・マークとして採用し、ヴィジュアル的にもユニークだった為、テレビ番組にも多数出演し大衆的な人気を博している。1967年に大きくメンバーチェンジした以降は「Ups And Downs」「I Had A Dream」「Too Much Talk」「Don't Take it So Hard」「Cinderella Sunshine」「Mr. Sun, Mr. Moon」「Let Me」等をコンスタントにヒットさせている。同時にディック・クラークのテレビ番組『Happening』にも出演し人気を継続した。1970年代以降は1970年に「Indian Reservation」が大ヒットしたが、1975年にマーク・リンゼイがグループを脱退し、1976年にグループは一時解散。1978年に再活動し、80年代はパンク・ロックからも再評価され「I'm Not Your Stepping Stone」「Just Like Me」「Louie, Go Home」「Hungry」等が多くのバンドに取り上げられている。