Paul Revere & The Raiders - Hungry / There She Goes
1966 USA Original 45rpm Record [COLUMBIA/4-43678]
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ポール・リヴィアとマーク・リンゼイが在籍したことで知られるアイダホ州ボイズ出身のロック・グループ/ポール・リヴィア&ザ・レイダースが、1966年6月6日にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。
テリー・メルチャー・プロデュースによる作品です。
Terry Melcher
ビルボード・ホット100チャートで最高6位、USキャッシュボックスチャートで最高10位、カナダのRPMチャートで最高3位を記録しました。
ブリル・ビルディングの名作曲家コンビとして知られるバリー・マン&シンシア・ワイルが書いた曲です。
Barry Mann & Cynthia Weil
レイダーズの以前のトップ10ヒット曲でギター主導だった以前のヒット曲「キックス」とは対照的に、本作ではベーシストのフィル・フォルクがメイン・リフを演奏しています。レコーディングではベース・パートを3回録音してからオーバーダビングしており、まず、通常のベースラインを録音し、その後、1オクターブ高いラインが続き、最後のトラックはファズ・ベースとして録音されました。当時はベースペダルを使用できなかったため、アンプを最大まで上げて作成されました。リードシンガーのマーク・リンゼイはタンバリンを演奏しています。
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作品としても話題になった、クエンティン・タランティーノ監督による2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in Hollywood)』のオリジナル・サウンド・トラックに含まれました。
裏面はブルージィなアップテンポのロック・ナンバーです。
オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。
コンディション:VG++/VG++ マトリックス番号:ZSP-114426-1L / ZSP-114425-1F |
アーティスト【ポール・リヴィア&ザ・レイダース】
ロック・グループ。中心人物となるポール・リヴィアとマーク・リンゼイにより、アイダホ州ボイズで1958年頃に結成されたザ・ダウンビーツ(The Downbeats)というグループが母体となる。初期はロックンロールを演奏しており、「Like, Long Hair」がGARDENAレーベルよりリリースされ中ヒットを記録。1965年にCOLUMBIAレーベルと契約し、プロデューサー/テリー・メルチャーが手がけたガレージ・ロック・スタイルの「Kicks」「Hungry」、そして「Indian Reservation」等の大ヒット曲を世に送り出した。アメリカ独立戦争中の愛国者「ポール・リヴィア」と同姓同名だった事から、独立戦争時代の衣装をメンバーのトレード・マークとして採用し、ヴィジュアル的にもユニークだった為、テレビ番組にも多数出演し大衆的な人気を博している。1967年に大きくメンバーチェンジした以降は「Ups And Downs」「I Had A Dream」「Too Much Talk」「Don't Take it So Hard」「Cinderella Sunshine」「Mr. Sun, Mr. Moon」「Let Me」等をコンスタントにヒットさせている。同時にディック・クラークのテレビ番組『Happening』にも出演し人気を継続した。1970年代以降は1970年に「Indian Reservation」が大ヒットしたが、1975年にマーク・リンゼイがグループを脱退し、1976年にグループは一時解散。1978年に再活動し、80年代はパンク・ロックからも再評価され「I'm Not Your Stepping Stone」「Just Like Me」「Louie, Go Home」「Hungry」等が多くのバンドに取り上げられている。