Pat Hervey - Walkin' In Bonnie's Footsteps / It's Love That Counts

1960年代のカナダで成功した初期の女性歌手の一人として知られるカナダ・トロント出身の白人女性ポップ・シンガー／パット・ハーベイが、1963年にRCA VICTORレーベルからリリースしたシングルです。チェット・アトキンス・プロデュースによる作品で、カナダの1050 CHUM・チャートで最高16位を記録しました。


Chet Atkins

軽快なロックンロール・ナンバーを、ガール・コーラスとファズ・ギターが入るサウンドに乗せて、味のあるティーン・ボーカルで歌う60's ガール・ポップ・ナンバー！

裏面もチェット・アトキンス制作によるバラード作品です。

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：PPKM--0277--3S / PPKM--0276--3S

アーティスト【パット・ハーベイ】



カナダ・トロント出身の白人女性ポップ・シンガー。ブレンダ・リーに似たスタイルで、1960年代のカナダで成功した初期の女性歌手の一人。パットはトロントで育ち、高校の聖歌隊で9歳のときに公の場で歌い、社交ダンスやパーティーで友人のギタリストと共に歌った。トロントのDJ／アル・ボリスカ（Al Boliska）は、アマチュアのロックンロールショーで彼女の話を聞き、CBCテレビに連絡を取った。CBCテレビは彼女と契約を交わし、彼女は定期的に「クラブシックス」、「カントリーホーダウン」、「ミュージック・ホップ」、「パレード」、「ホワイル・ウィアー・ヤング」、「ホリデイ・ランチ」などのショーに出演を果たした。アート・スナイダーは、テレビ番組「クラブシックス」のミュージカルディレクターであり、CHATEAUレーベルへのレコーディングを提案した。1962年の夏、彼女は「Mr. Heartache」を初めてヒットさせた。スナイダーはナッシュビルでセッションを準備し、そこでチェット・アトキンスは彼女のために4作品をプロデュースし、その結果パットはRCA VICTOR・カナダと契約を結ぶ事となる。アトキンスは彼女の最初のLP全体をプロデュースしたが、彼女のヒット曲は含まれていなかった。「Tears Of Misery」はほぼ3か月間チャートにとどまり、「Walking In Bonnie's Footstep」も続けてヒットした。彼女は後に、長年にわたってカナダで人気のあったカントリー／バラエティー番組「トミーハンターショー」で特集された。彼女は1964年にトップカントリー女性賞を受賞し、その後スタン・クレーズの所有するRED LEEFレーベルに遺跡した。新しいレーベルでのヒットはなく、彼女は1969年にバンクーバーに移り、22歳の時に音楽ビジネスから引退した。しかし彼女は1970年の夏に自身のテレビ番組を持ち、1971年にCBC/RCA CAMDENレーベルでアルバム『Peaceful』を録音した。彼女は有名なカナダのジャズギタリスト、オリバー・ガノンと結婚し、ブリティッシュコロンビア州に住んでいた。彼らは4ピースグループで、オリバー・ガノン／パティ・ハービー・カルテットとして演奏した。彼女はキャリアをジャズに集中し、バンクーバーの最高のジャズ会場をベースに歌い、演奏し、あらゆるジャンルのボーカリストとミュージシャンであることを証明し、素晴らしい音楽の生涯を作り上げている。パティは食道癌と15か月戦い、2016年7月31日に亡くなっている。