Nappy Brown - Baby-Cry-Cry-Cry-Baby / What's Come Over You, Baby

「リトル・バイ・リトル」や「ドント・ビー・アングリー」といったロックンロール風情のR&Bで人気を博した、50年代のニューヨークR&Bを代表するスター歌手／ナッピー・ブラウンが、1960年にSAVOYレーベルからリリースしたシングルです。

ミッドテンポでノリの良いブルース曲を、サミー・ロウが指揮する一流R&Bセッションメンの演奏に乗せたR&B・ジャンプ！キング・カーティスが演奏したホーンセクションや、ミッキー・ベイカーが演奏したギター等、聴きどころが多い内容です。ニューブリードR&Bがお好きな方におすすめです。

裏面はバラードで、ジャンプブルース時代からの伝統を受け継いだシャウターボーカルが強烈です。

＜参加ミュージシャンと録音日時＋場所＞
[Baby Cry, Cry Baby]
Earl Warren, alto sax; King Curtis, Al Sears, tenor sax; Robert Banks, piano; Mickey Baker, Wally Richardson, guitar; Lloyd Trotman, bass; Joe Marshall, drums; Nappy Brown, vocals; Sammy Lowe, arranger.
March 15, 1960
---
[What's Come Over You Baby]
same personnel.
March 17, 1960

コンディション：VG++/VG++/SOL マトリックス番号：45-SNB-9907- X20 / 45-SNB-9913 X20

アーティスト【ナッピー・ブラウン】



Napoleon Brown Goodson Culp (October 12, 1929 Charlotte, North Carolina, United States - September 20, 2008 Charlotte, North Carolina, United States) R&B・シンガー。50年代のニューヨークR&Bを代表するスター歌手。ゴスペル色の強いパワフルなヴォーカルに、洒落たスキャット等も取り入れた洒落たスタイルで人気を博した。1954-1963年の間にSAVOYレーベルに多くの録音を残しており、代表作品の「Little By Little」、「Don't Be Angry」等のロックンロール系や、レイ・チャールズがヒットさせるブルース・バラード「The Right Time」の原曲等が知られている。