Mike Pedicin Quintet - St. James Infirmary / Hey Pop Give Me The Keys [Promo]

「シェイク・ア・ハンド」のヒットや、「バーン・トースト＆ブラック・コーヒー」でも知られる、ウェスト・フィラデルフィア出身の白人ロックンロール・シンガー、バンド・リーダー、サックス奏者／マイク・ペディシンが、1959年4月にAPOLLOレコードからリリースしたシングルです(ホワイト・レーベル・プロモ盤)。

フォークの伝統から生まれたアメリカのブルースとジャズのスタンダード曲「セント・ジェームズ・インファーマリー」のカバーです。ルイ・アームストロングは1928年にドン・レッドマンを作曲者として名を連ねた録音でこの曲を不朽の名声に押し上げました。

通常、ルイ・アームストロングのバージョンに従ったスロー・ブルースで再編されることが多い曲ですが、ヒップな感覚を持つペディシンは、アップテンポのジャンプ・ブルース仕立ててに改良しています。スモールコンボによるソリッドなダンス・バンド・サウンドに、ペディシンの豪快なボーカルがフィットしたマイナー良好バージョン！少しピッチを落としてプレイしてポップコーン・スタイルでお楽しみいただくのもおすすめです。

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裏面もアップテンポのジャンプ・ナンバーとなる2サイダーです。

アーティスト【マイク・ペディシン】



白人ロックンロール・シンガー、バンド・リーダー、サックス奏者。1917年ウェスト・フィラデルフィア生まれ。1940年頃にはフィラデルフィア・ポップ界の名士となるデイヴ・アップルと共に、ザ・フォー・シャープス（The Four Sharps）というロックンロール・グループで活動。50年代前半には自身のグループ、マイク・ペディシン・クインテットを結成し、ザ・トレニアーズや、ビル・ヘイリー、フレディー・ベル、ジミー・キャベロらのスタイルに近いジャンプ・ナンバーやロックンロールで人気を博した。1954年に20TH CENTURYレーベルに録音し、1955-1957年の間にRCA VICTORレーベルに録音。他にもMALVERN, APOLLO, ABC PARAMOUNTレーベルにもシングル1枚ずつを残し、1958年にCAMEOからリリースされた「Shake A Hand」がナショナル・ヒットを記録している。1961年にFEDERALレーベルからリリースされた唯一のシングル作品「Burnt Toast and Black Coffee」は、UK KENTレーベルによる再評価で2004年以降に一部の間で話題となった。