Little Willie John - My Love-Is / Loving Care
1960 USA Original 45rpm Record [KING/5318]
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「フィーバー」「オール・アラウンド・ザ・ワールド」「トーク・トゥ・ミー」他のヒットで知られる、早世の天才R&B歌手/リトル・ウィリー・ジョンが、1960年にUS KINGレーべルからリリースしたシングルです。
R&B作曲家/ビリー・マイルズが書き下ろした「フィーバー(Fever)」のフォローアップ・ナンバーで、ベース+ドラムスにフィンガースナップだけでシンプルに味付けされた作品です。
おそらく同年にヒットしたペギー・リー・バージョンの「フィーバー」のアレンジを応用したと思われる編曲で、ジャジーなアレンジが湿っぽいボーカルともマッチしたR&B・ナンバー!
当時はノーヒットのマイナー作品ながら、90年代にはダイアナ・クロールや、ホリー・ゴライトリー等が取り上げています。
裏面はR&Bバラード作品です。
コンディション:VG/VG マトリックス番号:K-45-10576-1 / K-45-10577-1 |
アーティスト【リトル・ウィリー・ジョン】
R&B・シンガー、ソングライター。1937年アーカンソー州キャムデン生まれでデトロイト育ち。1966年にシアトルでのショーの後、喧嘩が原因でナイフで人を故殺して収監され、1968年に刑務所内で心臓発作が原因で死去。本名 William Edward John 。R&B~ポピュラーミュージックのスタンダードとして有名になった「Fever」を歌った元祖オリジネーターとして有名。初期はタレントショウで歌っているところをジョニー・オーティスに見出される。その後ポール・ウィリアムスのバンドで歌っていたのをきっかけに、ヘンリー・グローヴァーに紹介されてシンシナティーのKINGレーベルとソロ契約に至る。以降1963年まで同レーベルに多く録音を残し、前述の「Fever」はじめ、「All Around the World」や、「Talk to Me, Talk to Me」といったヒット曲を17曲残した。かすれ気味の声をふり絞って歌うヴォーカルにはブルージーな持ち味があり、技巧的にも非常に素晴らしい名歌手である。KINGではレーベルメイトでもあったジェームス・ブラウンも彼の事を敬愛しており、1968年にはトリビュート・アルバム『Thinking about Little Willie John... and a Few Nice Things』を制作した。