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Soul 45

Lee Dorsey - Working In The Coal Mine / Mexico

1966 USA Original 45rpm Record [AMY/958]

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50年代から活動し、ニューオーリンズR&B~ソウル・ミュージックを代表する歌手として人気を博したリー・ドーシーが、1966年にAMYレーベルからリリースしたシングルです。アラン・トゥーサン&マーシャル・セホーン・プロデュースにより、ビルボードホット100チャートで最高5位、R&Bチャートで最高5位、全英シングルチャートでも最高8位を記録したドーシー最大のヒット作品です。

プロデューサーであるトゥーサンは、1963年から1965年まで米陸軍の軍役を経てからニューオーリンズに戻った後、パートナーのマーシャル・セホーンとプロデュース会社SANSU(別名 TOU-SEA PRODUCTIONS)を設立しました。彼は1965年と1966年にリー・ドーシーが演奏した「ライド・ユア・ポニー」や「ワーキング・イン・ザ・コール・マイン」など、数多くのシングルをプロデュースしました。

楽曲はトゥーサンによって書かれた曲で、条件が非常に厳しく、危険な炭鉱で働くために毎朝5時前に起きる男性の苦しみを題材にしました。仕事の内容があまりにきついので給料の見直しを要求するといった内容の歌詞で、終わりのない過酷な労働によって心を疲弊している様子が描かれています。労働者にとって共感を呼ぶ歌詞だった事もこの曲がヒットした要因だったと考えられます。コール&レスポンスのコーラスのアレンジと、炭鉱労働者が用いる""つるはし""を想起させるチャリンという音が特徴的です。このチャリン音はトゥーサンによるドラマーがドラムスティックでマイクスタンドを叩いて作ったそうです。

レコーディングは、ニューオーリンズのフレンチクォーターにあるコジモ・マタッサのガバナーニコールズストリートスタジオで行われました。ミュージシャンは、ギタリストのロイ・モントレル、ドラマーのアルバート・“ジューン”・ガードナー、ベーシストのウォルター・ペイトンが演奏しています。

1981年、ディーヴォによるカバーバージョンがビルボードホット100チャートで最高43位、米国ビルボードのホットダンスクラブプレイチャートで最高30位、米国のビルボードの メインストリームロックトラックチャートで最高53位、米国のキャッシュボックストップ100チャートで最高36位、カナダRPMトップシングルチャートで最高17位、オーストラリアのチャートで最高20位に達しました。



裏面はメキシコをテーマにしたノヴェルティータイプソングです。

この曲のベースの重たさとファンキーなグルーヴを味わうには、やはりUSオリジナル盤7インチで聴くのが最高です。

コンディション:VG++/VG+/DH
マトリックス番号:6803 / 6804

アーティスト【リー・ドーシー】
R&B~ソウル・シンガー。ニューオーリンズR&B~ソウル。1924年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれで、1986年に死去。10歳の頃オレゴン州ポートランドへ家族で移住し、50年代前半には キッド・チョコレート というリング・ネームでライト・ヘヴィー級のプロボクサーとして活躍。1955年には故郷ニューオーリンズに戻り、1958年にVALIANTレーベルに初吹き込み。その後REX, ACE, ABC PARAMOUNTレーベルに録音したもののヒットは出せずに過ごす。60年前半に音楽プロデューサーで作曲家のアラン・トゥーサンと出会い、FURYレーベルを紹介されて、1961年にアランのプロデュースによる「Ya Ya」が大ヒットした。その後「Do-Re-Mi」をヒットさせた後、一時兵役へ行き、1965年には再びアラン・トゥーサンのサポートを得てAMYレーベルよりにカムバック。そこからは「Ride Your Pony」をヒットさせた以降、「Working in the Coal Mine」('66-)等でニューオーリーンズ・ファンクの中心的な存在となっていく。
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