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R&B 45

LaVern Baker - Tweedlee Dee / Tomorrow Night

1954 USA Original 45rpm Record [ATLANTIC/1047]

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ロックンロール黎明期~黄金期における数多くのヒット曲で、50年代のリズム&ブルースを代表する名歌手として知られる女性R&B・シンガー/ラヴァーン・ベイカーが、1954年にATLANTICレーベルからリリースしたシングルです。全米ポップチャートで最高14位、R&Bチャートで最高4位を記録しました。

ウィンフィールド・スコットが書いた曲で、ラテン風のリフを備えたノベルティーソングです。それはスコットにとって初の商業的な成功曲です。録音はニューヨークのアトランティック・レコード・スタジオで行われました。明るい曲のトーンと陽気なリズム・ビートを特徴とするアレンジで、白人のレコード購買層にもブラック・ボーカル・スタイルを適応させる内容でした。バック・ボーカルには、当時のアトランティック社で専属として働いていたザ・キューズ(The Cues:ザ・グライダーズ〔The Gliders〕のクレジット)が参加しています。セッションには、テナーサックス奏者のサム・“ザ・マン”・テイラーとドラマーのコニー・ケイが含まれています。

曲はすぐにMERCURYレコードでジョージア・ギブスによってカバーされ大ヒットし(全米ポップチャートで最高2位、キャッシュボックス・チャートで最高3位、英国シングルスチャートで最高20位)、同じ歌詞で、原曲のスタイルとアレンジを忠実に再現したバージョンでした。当時の米国の大手レコード会社には著作権法という概念がなく、より幅広い白人のリスナーを対象とした洗練されたアレンジのR&Bヒット・カバー・バージョンをリリースするのが一般的でした。



1972年にリトル・ジミー・オズモンドによるバージョンが、ビルボード・ホット100チャートで最高59位、英国のオフィシャル・チャート・カンパニーで最高4位、オーストラリアのケント・ミュージック・レポートで最高25位に達しました。



裏面は1948年のロニー・ジョンソンの名作ブルース・バラードとしても知られる、1939年に発表された同名ポピュラーソングのカバーです。





<参加ミュージシャンと録音場所+日時>
[Tweedlee Dee] [Tomorrow Night]
Sam Taylor, tenor sax; unknown, baritone sax; unknown, piano; unknown, guitar; unknown, bass; Connie Kay, drums; LaVern Baker, vocals; The Gliders, vocal group.
NYC, October 20, 1954

コンディション:VG(+)/VG(+)/SOL/RW
マトリックス番号:45-A-1334-1 / 45-A-1332-1

アーティスト【ラヴァーン・ベイカー】
Delores LaVern Baker (November 11, 1929 Chicago, Illinois, U.S. - March 10, 1997 Queens, New York, U.S.) 女性R&Bシンガー、ソングライター。ニューヨークR&B。初期ATLANTICレーベルの看板歌手で、50年代のR&Bを代表する名歌手。女性ブルース歌手メルリン・ジョンソンの姪っ子で、メンフィス・ミニーとは親戚という、米国ブラック・ミュージック界きってのサラブレット的存在。1946年頃にリトル・ミス・シェアクロッパー(Little Miss Sharecropper)という芸名でシカゴのクラブで活動し、1951年にビー・ベイカー(Bea Baker)に改名してOKEHレーベルに初録音。1952年にはトッド・ローズのバンドの歌手として活動してから注目され、1953年には ラヴァーン・ベイカーに芸名を改名してATLANTICレーベルとソロ契約を結んだ。1955年に「Tweedle Dee」が初ヒットした以降は、ラテン調のR&Bや、「Jim Dandy」等のロックンロール、そして「I Cried a Tear」といったバラード曲までを歌いこなし、1962年頃までヒットを連発し、映画『Rock, Rock, Rock』と『Mr. Rock & Roll』にも出演を果たし、ロックンロール時代の歌手として人気を博す。1964年にRUNSWICKレーベルに移籍し、60年代後半から22年間は戦場に行く兵士達の為に慰安歌手として歌い続けた。ジャジーでブルージーかつ、怒気を含んだ様なパワフルなヴォーカルが魅力となる名歌手である。
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