Kenny Burrell - Recapitulation / Blues Fuse

数多くのトップ・ジャズ・レーベルでの活動で知られるジャズ・ギタリスト、ケニー・バレルが、1968年にCADETレーベルからリリースしたシングルです。

リチャード・エヴァンズ・プロデュースによる作品です。

バレルとリチャード・エヴァンズが共作した楽曲を、スパイ映画のサントラ曲風のアップ・ビート・スウィングで編曲し、バレルの軽快なギター・ソロを主体にしたソウル・ジャズ・インストゥルメンタル・ナンバーです。

裏面はバレルとリチャード・エヴァンズが共作したミッドテンポのブルース曲で、こちらもバレルの技巧的なギターがエモーショナルに響くソウル・ジャズ・2サイダーです。

＜参加ミュージシャンと録音場所＋日時＞
Kenny Burrell With Richard Evans' Orchestra [Recapitulation] [Blues Fuse]
Oscar Brashear, John Howell, Art Hoyle, trumpet; John Avant, Morris Ellis, trombone; Lenny Druss, flute; Richard Wyands, piano; Kenny Burrell, guitar; Cleveland Eaton, Martin Rivera, bass; Morris Jennings, drums; Harold Jones, Phil Thomas, Marshall Thompson, percussion; unidentified studio orchestra, Richard Evans, arranger, conductor.
Chicago, IL, September, 1967

アーティスト【ケニー・バレル】



Kenneth Earl Burrell（1931年7月31日 デトロイト生まれ）アメリカのジャズ・ギタリスト。数多くのトップ・ジャズ・レーベルでの活動で知られており、特にジミー・スミスとのコラボレーションは注目に値し、1965年のビルボードトップ20にランクインしたVERVEレーベルでのヒット・アルバム『オルガン・グラインダー・スウィング』をプロデュースしたことが知られている。彼のスタイルは、ブルース・ギタリストのT-ボーン・ウォーカーとマディ・ウォーターズや、ジャズ・ギタリストのチャーリー・クリスチャン、オスカー・ムーア、ジャンゴ・ラインハルトの影響を受けている。1951年にディジー・ガレスピー楽団に参加。1955年にニューヨークに移って活動し、1956年にBLUE NOTEレーベルにリーダー作を録音。以降PRESTIGE, ARGO, COLUMBIA, MOODSVILLE, KAPP, VERVE, CADET等、多くのレーベルに2010年代まで多く録音を残した。