Johnny Cash - Folsom Prison Blues / I Walk The Line (Re-Issue)
1990?(1955&1956) USA Re-Issue 45rpm Record [COLLECTABLES/3087]
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カントリー・ミュージックをベースに、フォーク、ブルース、ゴスペル等を融合させた独自のロックンロールで多大な影響を与えたロックンロール・シンガー、ソングライター、ギタリスト、ハープ奏者/ジョニー・キャッシュが、1955年12月15日にSUNレーベルからリリースした作品の、1990's? COLLECTABLESレーベル・リイシュー・シングルです。
ビルボード・カントリーチャートで最高4位を記録しました。2001年にグラミーの殿堂入りを果たしました。2014年6月、ローリングストーン誌は「史上最も偉大なカントリーソング100曲」のリストで51位にランク付けしました。
1953年にキャッシュによって書かれた曲で、ゴードン・ジェンキンスの1953年の曲「クレセント・シティ・ブルース」からアイデアを借用しており、トレイン・ソングとプリズン・ソングという2つの人気のあるフォーク・スタイルの要素を組み合わせたものです。
キャッシュは、西ドイツのバイエルン州ランツベルク(有名な刑務所)で米国空軍に勤務していたときに、映画『フォルサム刑務所の壁の内側』(1951年)を観たことがこの曲を書くきっかけとなったそうです。
レコーディングは、1955年7月30日にテネシー州メンフィスのSUNスタジオで録音されました。プロデューサーはサム・フィリップス、ミュージシャンはキャッシュ(ボーカル、ギター)、ルーサー・パーキンス(ギター)、マーシャル・グラント(ベース)でした。)。初期のSUNレコードのセッションと同様に、ドラマーをフィーチャーしていませんでしたが、ギターの弦の下に紙(ドル紙幣のようなもの)を挿入し、スネアのリズムをかき鳴らしてスネア・ドラムのサウンドを再現しました。曲のサウンドは、カントリー、ロカビリー、ロックンロールと評されています。
Sam Phillips Sun Studio 1950's
キャッシュは、何十年もの間、トレードマークである「こんにちは、私はジョニー・キャッシュです」という自己紹介で聴衆に挨拶した後、ほぼすべてのコンサートのオープニングを「フォルサム・プリズン・ブルース」で始めまていました。
キャッシュは1968年1月13日にフォルサム刑務所でこの曲を演奏し、それが録音され、1968年にボブ・ジョンストン・プロデュースで『アット・フォルサム刑務所』というタイトルのライブ・アルバムとしてリリースされました。
そのバージョンはシングルでも販売され、ビルボード・ホット100チャートで最高32位、ビルボード・カントリーチャートで最高1位を記録しました。1969年の第11回グラミー賞で最優秀カントリーボーカルパフォーマンス部門(男性)を受賞しました。ピッチフォークメディアは「200の最も偉大な曲」のリストで8位にランク付けされました。
刑務所での録音バージョンは、SUNレーベルのオリジナル録音よりもアップテンポです。「俺はリノで男を撃った ただ彼が死ぬのを見たいがために」という浅はかな犯罪者の憂鬱を軽快なバンドの演奏に乗せ、それに共感して盛り上がる実際の囚人のオーディエンスの異様な熱気も含めてトータルで名バージョンとされる歴史的なレコーディングでした。
裏面は、1956年5月1日にSUNレーベルからリリースした作品のカップリングです。
ビルボード・ホット100チャートで最高17位、ホットカントリーソングスチャートで最高1位を記録しました。ロックンロールの殿堂が選定する「ロックンロールを形作った500曲」のうちの一曲に指定されています。2004年にローリングストーン誌が剪定する「史上最高の500曲」のリストで第30位にランク付けしました。また2014年6月に選ばれた「史上最高のカントリーソング100」のリストで堂々の第1位にランク付けされました。
Sam Phillips
1956年4月2日にテネシー州メンフィスにあるSUNレコード・スタジオで録音され、当初はスロー曲の予定でしたが、サム・フィリップスの提案でアップテンポに変更されました。曲のユニークなコード進行は、キャッシュがアメリカ空軍の一員としてドイツに駐留していたときに、テープレコーダーで録音したギターを逆再生した時にインスピレーションを得たそうです。カントリーとロカビリーのテイストを存分に活かした50's ロックンロールのマスターピースです。
オリジナル・カンパニースリーブ付きです。
コンディション:NM/NM/RI マトリックス番号:COL-3087-A1 / COL-3087-B |
アーティスト【ジョニー・キャッシュ】
ロックンロール・シンガー、ソングライター、ギタリスト、ハープ奏者。1932年アーカンサス州キングスランド生まれで、2003年に死去。本名 John R. "Johnny" Cash 。カントリー・ミュージックをベースに、フォーク、ブルース、ゴスペル等を融合させた独自のロックンロールで多大な影響を与えた重要人物。1954年にメンフィスに移住し、1955年にSUNレーベルと契約。深いバリトンボーカルを活かした「I Walk the Line」「Folsom Prison Blues」「Get Rhythm」「Home of the Blues」等、多数のヒット曲を連発し人気を博した。1957年に大手COLUMBIAレーベルに移り、「Don't Take Your Guns to Town」が大ヒットを記録している。1965年以降はドラッグ問題でアウトロウなイメージが先行したが、1968年にはフォルサム刑務所でのライヴ録音『At Folsom Prison』で見事に復帰し、以降は他界する2000年代までコンスタントに録音を続け活躍した。