Jay & The Americans - Cara Mia / When It's All Over

70年代前半までヒット曲を連発しボーカルグループの殿堂入りを果たしているロック・グループ／ジェイ＆ジ・アメリカンズが、1965年5月にUNITED ARTISTSレーベルからリリースしたシングルです。ジェリー・グラナハン・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高4位、USキャッシュボックスチャートで最高4位、カナダのチャートで最高1位を記録しました。


Gerry Granahan

1954年にイギリスの歌手デビッド・ホイットフィールドが歌い、全英ナンバーワン、全米10位を記録し、ゴールドレコードを獲得したポピュラーソングのカバーです。



ここでのリードボーカルはジェイ・ブラックで、デビッド・ホイットフィールドの原曲の唱法に敬意を払いながらも、力強く伸びやかに歌い上げ、60年代のロック新時代に呼応させた素晴らしき名作です。

裏面もマイナーヒットを記録しておりビルボード・ホット100チャートで最高129位に達した2サイダー盤です。こちらもアップタウン・サウンドがリッチで幻想的なポップ・バラードです。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：ZTSP 104518 1K / ZTSP 104517 1K

アーティスト【ジェイ＆ジ・アメリカンズ】





ロック・グループ。1950年代後半にニューヨーク州クイーンズのベルハーバーという町で結成された。最初期のメンバー構成は、ジョン・“ジェイ”・トレイナー、ハワード・ケイン、ケニー・ヴァンス、サンディ・ディーンであったが、チャートでの最大に成功した時は、トレイナーに代わるリード・シンガーのジェイ・ブラックが参加した時期であった。彼らは1950年代後半にニューヨーク大学の学生会場で演奏している時に見いだされ、ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーのオーディションを受けて合格した。1960年にUNITED ARTISTSレーベルと契約し、1962年のヒット「She Cried」を皮切りに、「Only In America」、「Come A Little Bit Closer」、「Cara Mia」、「Cara Mia」といったヒット曲を、70年代前半までコンスタントに連発する人気グループとして知られる様になった。1973年にグループは解散したが、2006年に再結成され活動を再開している。グループは、2002年にボーカルグループの殿堂入りを果たしている。