Jackie DeShannon - So Warm / I Wanna Go Home

1950年代から女性ロックンローラーとして活躍し作曲家としても多くの名作を残したことで知られる女性ポップ・シンガー、ソングライター／ジャッキー・デシャノンが、1960年にEDISON INTERNATIONALというレーベルからリリースしたシングルです。

R&Bグループのジ・オリンピックスのプロデューサーとして知られる、フレッド・スミスとクリフ・ゴールドスミスを指揮者/編曲者として迎えた意欲作品です。

The Olympics

デシャンノンが書いた明るい調子のアップテンポ曲から推測すると、ジャッキー・ウィルソンをイメージしたようなR&Bナンバーです。ダンスナンバーを得意としていた制作チームのスミス＋ゴールドスミスが、タイトなダンス・ナンバーとしてシェイプアップして完成させたブルーアイド・R&B(造語)作品です。

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裏面もデシャノンが書いたメロウなロッカバラード曲。おすすめです。

アーティスト【ジャッキー・デ・シャノン】























女性ポップ・シンガー、ソングライター。1944年ケンタッキー州ヘイズル生まれ。本名 Sharon Lee Myers 。初期はシェリー・リー（Sherry Lee）、ジャッキー・ディー（Jackie Dee）、ジャッキー・シャノン（Jackie Shannon）という芸名を使いロックンロール歌手として活動しており、MAR-VEL, GONE, LIBERTY, FRATERNITY, DOT, AGE, P.J, SANDレーベルに録音を残す。1959年からはジャッキー・デシャノンと芸名を変更し、EDISON, LIBERTYレーベルに録音をする。1960年にシャロン・シーリー（Sharon Sheeley）との作曲家コンビを結成した。アーマ・トーマスの「Break-A-Way」や、ブレンダ・リーの「Dum Dum」と「Heart In Hand」、ザ・フリートウッズの「He's The Great Imposter」等のヒット曲を書き成功している。1963年には再びソロ歌手としてLIBERTYレーベルに吹き込み、「Needles and Pins」や「When You Walk in the Room」といった名作を残している。1964年には、ザ・ビートルズの米国ツアーに同行し、ギタリストのライ・クーダーと共にバンドを結成してサポート。1965年にはしばらくの間渡英しており、ジミー・ペイジと作曲家コンビを結成し、マリアンヌ・フェイスフルらに楽曲を提供した。その後ニューヨークに移住し、ランディー・ニューマンとの作曲家コンビを結成しラヴソングを得意とする作曲家として活動した。1969年には自己名義による録音をIMPERIALレーベルに吹き込み、「Put a Little Love in Your Heart」が大ヒットしてゴールドディスクを受賞し、シンガー・ソングライターの先駆けにもなっている。2010年代以降も現役で活躍中する名アーティストである。