Huey "Piano" Smith & The Clowns - Behind The Wheel Part 1 / Behind The Wheel Part 2
1961 USA Original 45rpm Record [IMPERIAL/5747]
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「ロッキン肺炎ブギウギ流感」他、ズンドコ明るく能天気なロックンロールやR&Bで人気を博した、ニューオーリンズR&Bピアニスト+グループ/ヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズが、1961年にUS IMPERIALレーベルからリリースしたシングルで、デイヴ・バーソロミューが手掛けた作品です。
デイヴ・バーソロミューとヒューイ・スミスが共作した作品で、「車のホイール」をモチーフにしたホットロッド・ナンバーです。エキゾースト音から幕を開け、「ロッキン肺炎ブギウギ流感」風の楽曲のメロディーをコーラスが賑やかに歌う60's ニューオーリンズR&B・パーティー・チューン!同年にはフランスのPOLYDORレーベルからEPシングル盤(27 731)としてリリースされており、そのタイトルが『TWIST』であった事からフランスではツイスト曲としてプロモーション&セールスされていた様子です。
裏面はハンド・クラップ+掛け声が入る、同曲のインストゥルメンタル・バージョンです。
オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:S-392 / S391 |
アーティスト【ヒューイ・“ピアノ”・スミス】
R&B・ピアニスト、作曲家、バンド・リーダー。ニューオーリンズR&B。1934年ルイジアナ州ニューオーリーンズ生まれ。プロフェッサー・ロングヘア(Professor Longhair)に影響をうけてピアノを演奏。シャッフルする右手のブレイクは彼の持ち味で、後続のプレイヤーにも影響を与えている。8歳ですでに作曲を始め、中学校の時には友人とスリック&ダーク(Slick & Dark)というコンビを結成して活動。15歳でクラブに出入りする様になり、ギター・スリム(Guitar Slim)等で伴奏し徐々に注目されていく。1952年、18歳の時にニューヨークのSAVOYレーベルと契約してデビューし、アール・キング(Earl King)と組んだ作品を初録音。その後地元ニューオーリンズでスタジオ・ミュージシャンとして生計をたて、リトル・リチャード、ロイド・プライス、アール・キング、スマイリー・ルイス等のセッションで伴奏。1957年には女装(オカマ)シンガー/ボビー・マーチャン(Bobby Marchan)をフロント歌手にした、自身のバンド/ザ・クラウンズ(The Clowns)を結成し、同年にACEレーベルと契約し「Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu」が初ヒットを記録した。以降も同レーベルで「Don't You Just Know It」や、「Pop-Eye」をヒットさせたり、フランキー・フォードのヒット曲「Sea Cruise」ではバッキングを演奏したりしている。その後、VINレーベルにも録音したり、ディヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)を便り、IMPERIALレーベルに移籍するものの、そこでは大きな成功は得ていない。黄金期はやはりACEレーベル時代で、ご機嫌で能天気な、極楽ムードのニューオーリーンズ・ロックンロールを爆発させ、ビートに乗って楽しく掛け合う、ノヴェルティーなダンス・ナンバーで人気を博している。