Gerry & The Pacemakers - Don't Let The Sun Catch You Crying / Away From You

数多くのヒット曲で60年代のブリティッシュ・インベーションを代表するグループとして活躍した、イギリス・リヴァプール出身のブリティッシュ・ビート・グループ／ジェリー＆ザ・ペイスメーカーズが、1964年4月にLAURIEレーベルからリリースしたシングルです。

ジョージ・マーティン・プロデュースによる作品です。


George Martin

ビルボード・ホット100チャートで最高4位、UKシングルチャートで最高6位、カナダのチャートで最高4位を記録しました。

ジェリー＆ザ・ペースメーカーズのメンバーであるジェリー・マースデン、フレディー・マースデン、レス・チャドウィック、レス・マグアイアらによって書かれた曲で、1964年2月にルイーズ・コルデットによって最初に録音されシングルが発売されました。



コルデットのバージョンはヒットしませんでしたが、その直後の1964年4月にジェリー＆ザ・ペースメーカーズ自身によって録音されました。ジェリー＆ザ・ペースメーカーズのバージョンは国際的なヒットとなり、彼らの最も有名なシングル作品として知られるようになりました。メランコリックな楽曲を洗練されたオーケストラ・サウンドで哀愁たっぷりに仕上げた60's ブリティッシュ・ビート・ポップスの名作です。

裏面はアップテンポのビート・ロックです。

アーティスト【ジェリー＆ザ・ペイスメーカーズ】







ブリティッシュ・ビート・グループ。マージービート。1959年頃にイギリス・リヴァプールで結成されたゲリー・マーズデン＆ザ・マーズ・バーズ（Gerry Marsden & The Mars Bars）が母体グループとなる。1963年にザ・ビートルズと同じマネージャー／ブライアン・エプスタインとマネージメント契約し、UK COLUMBIAレーベルからデビューを果たす。デビュー作の「How Do You Do It?」は世界中で大ヒットを記録し、一躍ブリティッシュ・インベーションを代表する大物グループとなった。以降も「I Like It」、「You'll Never Walk Alone」、「I'm the One」、「Don't Let the Sun Catch You Crying」、「How Do You Do It?」、「It's Gonna Be Alright」、「Ferry Cross the Mersey」、「I'll Be There」、「You'll Never Walk Alone」、「Give All Your Love to Me」、「Walk Hand in Hand」等のヒットを1965年頃まで連発している。ロックンロールからバラードまで味わい深い作品が魅力となる。グループは1966年に解散した。