Gene Pitney - Town Without Pity / Air Mail Special Delivery
1961 USA Original 45rpm Record [MUSICOR/MU 1009]
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60年代に16曲ものUSトップ40ヒットを連発し、作曲家としても活躍したポップ・シンガー、ソングライター/ジーン・ピットニーが、1961年10月にMUSICORレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・トップ100チャートで13位、カナダのチャートで最高10位、UKシングルチャートで最高32位を記録しました。1962年に「ベスト・モーション・ピクチャー・ソング」でゴールデングローブ賞を受賞し、「ベスト・ミュージック・オリジナル・ソング」でアカデミー賞にノミネートされました。
ゴットフリート・ラインハルト監督による1961年のアメリカ、スイス、西ドイツの国際共同制作の同名ドラマ映画のタイトル曲です。日本では邦題『非情の町』として知られています。
哀愁のあるスロー・バラード曲を、ジャジーなオーケストラサウンドで情緒的に仕上げた映画音楽らしい作風の60's ポップス・クラシックスです。
1988年に劇場公開されたジョン・ウォーターズ監督による60's青春コメディー映画『ヘア・スプレー』にも挿入されていました。
Movie - Hairspray (1988)
ストレイ・キャッツがカバーしておりそのバージョンも秀逸です。
裏面はアップテンポのポップナンバーです。
オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。
コンディション:NM/NM |
アーティスト【ジーン・ピットニー】
ポップ・シンガー、ソングライター、サウンド・エンジニア。1940年コネチカット州ハートフォード生まれで、2006年に死去。本名 Eugene Francis Alan Pitney 。学生時代にはジーン&ザ・ジェニアルズ(Gene & the Genials)というバンドで活動し、その後ガール・シンガーのジニー・アーネル(Ginny Arnell)とのデュオでジェイミー&ジェーン(Jamie and Jane)を結成し1959年にDECCAレーベルに初録音。同年にビリー・ブライアン(Billy Bryan)名義でEVERESTレーベルにも録音。1961年にジーン・ピットニー名義でMUSICORレーベルに移籍し、「(I Wanna) Love My Life Away」をヒットさせた以降、「Louisiana Mama」「Every Breath I Take」「Town Without Pity」「(The Man Who Shot) Liberty Valance」「Only Love Can Break a Heart」「If I Didn't Have a Dime (To Play the Jukebox)」「Half Heaven - Half Heartache」「Mecca」「True Love Never Runs Smooth」「Twenty Four Hours from Tulsa」「That Girl Belongs to Yesterday」「Who Needs It」「Yesterday's Hero」「Cornflower Blue」「It Hurts to Be in Love」「Lips Are Redder on You」「I'm Gonna Be Strong」「I Must Be Seeing Things」等、16曲ものUSトップ40ヒットを連発。またこの頃には作曲家としても活躍しており、ザ・クリスタルズに提供した「He's a Rebel」や、ロイ・オービソンの「Today's Teardrops」、ボビー・ヴィーの「Rubber Ball」、リッキー・ネルソンの「Hello Mary Lou」等がある。1964年にはザ・ローリング・ストーンズのファースト・アルバムの数曲でピアノ伴奏でレコーディングに参加。1965年からはカントリーチャートでもヒット曲を生み出し始め、1966年からはイギリス、オーストラリア、ヨーロッパ・ツアーに出て世界規模で絶大な人気を誇る。1974年頃米英のヒットチャートでコンスタントにヒットを放ち続け、死去する2006年まで現役で活動を続けたアメリカン・ポピュラー・ミュージックを代表する大物アーティストである。