Frankie Ford - If You've Got Troubles / You Talk Too Much
1960 USA Original 45rpm Record [IMPERIAL/X5686]
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「シー・クルーズ」や「チーティン・ウーマン」のヒットで知られる、ニューオーリンズ出身の白人R&Bシンガー/フランキー・フォードが、1960年にIMPERIALレーベルからリリースしたシングルです。
フランキーがヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズと共作した「シー・クルーズ」風のアップテンポ・ナンバーです。
おそらくザ・クラウンズが演奏するドライブ感のあるサウンド乗せたニューオーリンズR&B・ジャンプ!ホーンセクションが強固にリズムを固め、ボーカル・スタイルは噛み付く様な豪快さで痛快です。ニューブリードR&Bがお好きな方にもお薦めの作風です。
裏面はジョー・ジョーンズの同名ヒット曲のカバーで、原作の完コピに近い編曲に伸びやかなボーカルが乗ったニューオーリンズR&B・2サイダー!
オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:45-IM-2703 / 45-IM-2704 |
アーティスト【フランキー・フォード】
ホワイトR&B、ロックンロール、ルイジアナ・スワンプ・ポップ・シンガー。1939年ルイジアナ州グレットナ生まれ。ニューオーリンズ・ダイナモという愛称で親しまれる、ニューオーリンズを代表するアーティスト。録音はACE, IMPERIALレーベル他にあり、1959年にヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズをバックにした「Sea Cruise」がヒットした。黒人シンガーさながらに、粘着質のあるボーカルで豪快に歌うボーカル・スタイルを売りにした。
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アーティスト【ヒューイ・“ピアノ”・スミス】
R&B・ピアニスト、作曲家、バンド・リーダー。ニューオーリンズR&B。1934年ルイジアナ州ニューオーリーンズ生まれ。プロフェッサー・ロングヘア(Professor Longhair)に影響をうけてピアノを演奏。シャッフルする右手のブレイクは彼の持ち味で、後続のプレイヤーにも影響を与えている。8歳ですでに作曲を始め、中学校の時には友人とスリック&ダーク(Slick & Dark)というコンビを結成して活動。15歳でクラブに出入りする様になり、ギター・スリム(Guitar Slim)等で伴奏し徐々に注目されていく。1952年、18歳の時にニューヨークのSAVOYレーベルと契約してデビューし、アール・キング(Earl King)と組んだ作品を初録音。その後地元ニューオーリンズでスタジオ・ミュージシャンとして生計をたて、リトル・リチャード、ロイド・プライス、アール・キング、スマイリー・ルイス等のセッションで伴奏。1957年には女装(オカマ)シンガー/ボビー・マーチャン(Bobby Marchan)をフロント歌手にした、自身のバンド/ザ・クラウンズ(The Clowns)を結成し、同年にACEレーベルと契約し「Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu」が初ヒットを記録した。以降も同レーベルで「Don't You Just Know It」や、「Pop-Eye」をヒットさせたり、フランキー・フォードのヒット曲「Sea Cruise」ではバッキングを演奏したりしている。その後、VINレーベルにも録音したり、ディヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)を便り、IMPERIALレーベルに移籍するものの、そこでは大きな成功は得ていない。黄金期はやはりACEレーベル時代で、ご機嫌で能天気な、極楽ムードのニューオーリーンズ・ロックンロールを爆発させ、ビートに乗って楽しく掛け合う、ノヴェルティーなダンス・ナンバーで人気を博している。