Ervin Rucker - Done Done The Slop / I Want To Flop [ASTRA Label]

マイナーなブルース・シンガー／アーヴィン・ラッカーが、1959年にDUPREXレーベルからリリースした作品の、1966年ASTRAレーベル・リイシュー・シングルです。

ジャンプ・ブルースの大御所で、DUPREXレーベルを運営したジミー・リギンスが書いた曲で「スロップ」系のダンス・ナンバーです。バッキングもやはりジミー・リギンスによる演奏で、ビル・ドゲットを豪快にしたようなジャンプ・サウンドにハンドクラップとコーラスをフィーチャーし、ブルース・シャウター系のボーカルで豪快に歌うR&B・パーティー・チューン！

ピッツバーグのDJマッド・マイクのフェイバリットとしても知られており、NORTONレーベル編集によるV.Aコンピレーションアルバム『Mad Mike Monsters Vol.3』に収録され、ピッツバーグでの人気曲ということで、ITZYレーベル編集の『Pittsburgh's Favorite Oldies / At The Hop V』にも収録されていました。

また他にも、1988年のCANDYレーベル編集による『Too Much Goin' On - 16 Yellpin' Scalpin' Pow-Wowing Tunes』や『Twistin Rumble Volume 2』、『Killin' Jive』、『Sin City Jukebox Volume Six』、『The Monster - Volume Three』、『East Coast Teen Party Volume 10』等、多くのコンピ盤に収録されるDJ人気曲です。

2011年には英JAZZMAN/JUKEBOX JAMレーベルから7インチでリイシューです。

裏面は1958年に同じくDUPREXレーベルからリリースされた作品のカップリングです。

「ダーン・ダーン・ザ・スロップ」の原型といえるミッドテンポのノヴェルティー・ブルース・ダンス曲の2サイダー盤です。

ASTRA盤でもクリーン・コピーは難易度が高いです。また今回オマケで、割れており聴けませんが、DUPREXオリジナル盤をお付けいたしますので、観賞用・飾る用などの目的でお使いいただけますと幸いです。

アーティスト【アーヴィン・ラッカー】
ブルース・シンガー。サザン・ブルース～ウェストコースト・ブルース。1936年ジョージア州オーガスタ生まれ。録音は1957年にNIレーベル、1959年～1960年にDUPREXレーベル、1960年～1965年にM.H.レーベル、GMEレーベルに残されている。