Duane Eddy - Peter Gunn / Along The Navajo Trail
1960 USA Original 45rpm Record [JAMIE/1168]
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50年代後半~60年代前半にかけて、半音落としたチューニングのトワング・ギターで一世を風靡したロックンロール・ギタリスト/デュアン・エディーが、1960年にJAMIEレーベルからリリースしたシングルです。
リー・ヘイズルウッド・プロデュースによる作品です。
Lee Hazlewood
ビルボード・ホット100チャートで最高27位を記録しました。
ヘンリー・マンシーニによる人気探偵シリーズ『ピーター・ガン』のテーマ曲のカバーで、ジャズだった原作を、ギター+サックスを主体にしアレンジし、見事なロックンロールへと昇華させた名作です。
低く太いサウンドのベースに乗せて、トワング・ギターとジャジーなサックスを主体にアレンジされた、60's インストゥルメンタル・ロックンロール・クラシックスです。ヘンリー・マンシーニの原作はジャズながらロック感がありましたが、ここまで毅然としたロックンロールとして完成させたのことが素晴らしい名作です。
エディーのバージョンが進化して、イギリスのザ・リモ・フォーの秀逸なバージョン等が生まれたと推察されます。
裏面は1945年にダイナ・ショアが吹き込んだポピュラーソングのカバーです。
コンディション:VG+/VG++/SOL マトリックス番号:J-DE-25 / J-DE-26 |
アーティスト【デュアン・エディー】
ロックンロール・ギタリスト。1938年ニューヨーク州コーニング生まれでアリゾナ育ち。半音下げたチューニングの“トワング・ギター”で人気を博したロックンロール時代を代表する名ギタリストの一人。16歳の時にグレッチの“チェット・アトキンス・モデル”で演奏。友人のジミー・デルブリッジ(後にジミー・デル名義でRCAに録音がある)とのコンピ/ジミー&デュアンが地元で人気を博し、ラジオ番組への出演も経験。知名度も上がってきた1955年頃に、プロデューサーのリー・ヘイズルウッドと出会い、1956年にはサンフォード・クラークのヒット曲「The Fool」ではギタリストのアル・ケイシーと共に伴奏を担当。その後もリー・ヘイズルウッドとの関係は続き、フィラデルフィアのJAMIEレーベルと契約し、彼の手助けもあって多数のヒット曲を放ちます。1957年に録音した「Moovin' n' Groovin」では、2,000ガロンの貯水タンクをエコーチェンバーとして用いるという荒業で、独特の“トワンギー・サウンド”を生み出した。1962年にはRCA VICTORレーベルに移籍し、ロサンジェルスの一流ミュージシャンをバックにした、「(Dance With) The Guitar Man」等のインストゥルメンタル・ロックンロールやポップ・ナンバーを1964年頃まで多数発表している。