Doc Bagby - Dumplin's / Sylvia's Callin'

N.Y R&Bシーンで活動し、セッション・ミュージシャンとしても多数の録音を残すR&B・オルガン奏者、ソングライター、レーベル・オーナー／ドク・バグビーが、1957年にOKEHレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高69位を記録しました。

ニューオーリンズR&B風のシャッフル・リズムをベースに、ミッキー・ベイカーによる職人的なリズム・ギターと、低くブロウするバリトン・サックス、そしてバグビーのソウルフルなオルガンが攻防を繰り返す50's R&B・インストゥルメンタル・クラシックス！

ジャマイカのバイロン・リー＆ザ・ドラゴネアーズがカバーしていますが、ビル・ドゲット的な裏打ちを強調したサウンドは、直接的にSKAのルーツとしても重要視したい名作であります。



裏面はブルージーなスローナンバーで、キング・カーティスの「ソウル・ツイスト」に繋がるようなアーバンな雰囲気のあるR&B・インストゥルメンタル・ナンバーです。

コンディション：VG/VG/WOL マトリックス番号：ZSP41716-1A / ZSP41722-1A

アーティスト【ドク・バグビー】



R&B・オルガン奏者、ソングライター、レーベル・オーナー。イーストコーストR&B。フィラデルフィア出身。本名 Harry "Doc" Bagby 。「ミュージシャンズ・ミュージシャン（音楽家の為の音楽家）」として知られる名R&B・セッション・マン。初期は1949年にGOTHAMレーベルのタレントスカウト／A&Rとして活動。1953年に自身のトリオを結成しリーダー作をGOTHAMレーベルに初録音をする。以降はニューヨーク界隈でのスタジオ・ミュージシャンとして知られる様になり、ソニー・テリー＆ブラウニー・マギー他、多くの大物アーティストのセッションに参加しています。自己名義での録音はOKEH, PERRI, END, TALLEY-HO, VIM, TIFFON, KAISER, NEWARK他のレーベルにあり、1957年に「Dumplin's」がナショナルヒットを記録している。