Girls 45
Dionne Warwick - Don't Make Me Over / I Smiled Yesterday
1962 USA Original 45rpm Record [SCEPTER/1239]
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グラミー賞を5度も受賞した経験があり、米国の黒人女性シンガーとしてはアレサ・フランクリンに次ぐヒット・メイカーとして知られる20世紀を代表する名歌手/ディオンヌ・ワーウィックが、1962年10月にSCEPTERレーベルからリリースしたシングルです。
バート・バカラック&ハル・ディヴィッド・プロデュースによる作品です。
Burt Bacharach & Hal David
ビルボード・ホット100チャートで最高21位、ビルボード・R&Bチャートで最高5位、カナダのRPMチャートで最高38位を記録しました。2000年、グラミーの殿堂入りを果たしました。
バート・バカラックとハル・デヴィッドによって書かれた曲です。当初、ワーウィックは「メイク・イット・イージー・オン・ユアセルフ」のオリジナルのデモを録音し、最初のシングルとしてリリースしたいと考えていましたが、それはジェリー・バトラーに提供されていることを知り、その代わりとして本作が提案されました。そしてワーウィックは1962年8月に「ドント・メイク・ミー・オーバー」を録音し、後にデビュー・アルバム『プレゼンティング・ディオンヌ・ワーウィック』のリード・シングルとして選ばれ、ワーウィックの初のソロ・シングルとしてリリースされました。
キャッチーな現代的なフレーズをバート・バカラックが指揮する上質なオーケストラ・サウンドに乗せて、ワーウィックが力強いボーカルで歌い上げる60's フィメールR&B・クラシックスです。バックコーラスには、妹のディー・ディー、シルヴィア・シェムウェル、叔母のシシー・ヒューストンが参加しました。
1989年7月、アメリカの歌手シビルのバージョンはニュージーランドで4週間ナンバーワンヒットとなり、米国ビルボードホット100では20位に達し、ビルボード・ホットブラックシングルチャートでは最高2位を記録し、イギリスで全英シングルチャートで最高19位に達し、最終的にアメリカレコード協会(RIAA)からゴールド認定を獲得しました。
裏面もバート・バカラック&ハル・ディヴィッド作による作品で、こちらは軽快なアップテンポのR&B・ナンバーです。
コンディション:VG++/VG++ マトリックス番号:SCEPTER 1239B ZTSP85777-1E / SCEPTER1239A ZTSP85776-1B |
アーティスト【ディオンヌ・ワーウィック】
女性R&B~ポップ・シンガー、女優。1940年ニュージャージー州イースト・オレンジ生まれ。本名 Marie Dionne Warwick 。歌手のホイットニー・ヒューストンの従姉妹で、ディー・ディー・ワーウィック、ジュディー・クレイは彼女の妹。バート・バカラッ&ハル・ディヴィッド作品でのヒットが多く、米国の黒人女性シンガーとしてはアレサ・フランクリンに次ぐヒット・メイカーとして知られる。1968-1986年の間にグラミー賞を5度も受賞経験しており、国際的にも有名。またソロ以外にも他アーティストとの共演による作品も数多くヒットを記録しています。初期1958年頃からジュディー・クレイ、シッシー・ヒューストン、ドリス・トロイらと共にザ・ゴスペレアーズ(The Gospelaires)というゴスペル・グループで活動し、アポロシアターのアマチュアナイトで優勝。(ちなみにザ・ゴスペレアーズは、メンバーチェンジをしながら活動を続け、最終的にはザ・スウィート・インスピレーションズ [The Sweet Inspirations]の母体となる)1962年にSCEPTERレーベルとソロ契約し、デビューシングルの「Don't Make Me Over」がナショナルヒットを記録。その後も同レーベルにおいて1971年まで「Anyone Who Had a Heart」「Walk On By」「Reach Out for Me」「Message to Michael」「Alfie」「I Say a Little Prayer」「This Girl's in Love with You」「I'll Never Fall in Love Again」等の数々のヒットを放った。その時期以降は1972年~1978年にWARNER BROS.レーベル、1979年~1995年にARISTAレーベル、2005年以降はCONCORD, RHINOレーベルに録音があり、2010年代以降も現役活躍中である。
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