Dion & The Belmonts - A Teenager In Love / I've Cried Before
1959 USA Original 45rpm Record [LAURIE/3027]
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ディオン・ディムッチが在籍し、50年代後半のホワイト・ドゥーワップのブームを引率した事でも知られる、ニューヨーク・ブロンクス出身のポップ・コーラス~ホワイト・ドゥーワップ・グループ/ザ・ベルモンツが、1959年3月30日にLAURIEレーベルからリリースしたシングルです。
ビルボード・ホット100チャートで最高5位、UKシングルチャートで最高28位を記録しました。日本では邦題「恋のティーンエイジャー」として知られています。
ドク・ポーマス&モート・シューマンが書いた曲で、元々は同レーベルのザ・ミスティックスのために書かれた曲でした。しかしレーベル側はディオン&ザ・ベルモンツに録音させることに決定し、代わりにポーマス&シューマンはザ・ミスティックスに「ハッシャバイ」を贈りました。
The Mystics
Doc Pomus & Mort Shuman
ロッキンなサウンドを好んだディオンは、当初この曲を聴いた時に「軟弱だ」と感じたそうですが、ザ・ベルモンツが「ウーワー」とハモりだした瞬間にポジティブに心変わりをしたそうです。軽快なサウンドとザ・ベルモンツのソフトなコーラスに乗せてディオンがメロウに歌い上げる50's ホワイト・ドゥーワップ・クラシックスです。
同年にはイギリスで、マーティー・ワイルドと、クレイグ・ダグラスによる、2バージョンのカバーがトップ20のチャート争いをしたという記録も残されています。
他にも注目すべきバージョンには、1965年のボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズや、1970年のサイモン&ガーファンクルの解散コンサートでのバージョンが挙げられます。
裏面はポップ・バラード作品です。
コンディション:NM/NM/SOL マトリックス番号:ZTSP29242-2D / ZTSP29243-1A |
アーティスト【ディオン・ディムッチ】
ポップ・シンガー、ソングライター。1939年ニューヨーク州ブロンクス生まれのイタリア系アメリカ人。本名 Dion Francis DiMucci 。1957年にホワイト・ドゥーワップ・グループ、ザ・ベルモンツ(The Belmonts)を結成し、1957年MOHAWKレーベルに初録音後、その後LAURIEレーベルと契約し、「I Wonder Why」や「A Teenager In Love」といった一連のヒットを放つ。グループ内でも際立った存在感でアイドル的な人気を博していき、1960年には遂にソロ歌手に転向する(ザ・ベルモンツは引き続き活動を継続している)。ザ・ベルモンツ在籍時と同じくLAURIEレーベルで、アーニー・マレスカとの競作による「Runaround Sue」や、「The Wanderer」といったロックンロール・ナンバーを多数ヒットさせた。1962年にはCOLUMBIAレーベルに移籍し、「Ruby Baby」、「Dnna the Prima Donna」、「Drip Drop」をヒットさせている。ザ・デル・サテンズ(The Del Satins)は、主にディオンの専属コーラス隊として、多くのセッションでコーラスを担当した。初期のザ・ベルモンツ時代にはホワイト・ドゥーワップのブームを引率し、60年代初頭には歌って作曲してプロデュースもこなす、シンガー・ソングライターの先駆けとしても功績を残した名アーティストである。
アーティスト【ザ・ベルモンツ】
ホワイト・ドゥーワップ・グループ。1957年にニューヨーク・ブロンクスで結成され、グループ名はブロンクス通りから由来。ソロ歌手としても有名になる、ディオン・ディムッチが1958-1960年の間にリード・シンガーとして在籍。その為ディオン&ザ・ベルモンツ表記も有り。1957年MOHAWKレーベルに初録音後、LAURIEレーベルと契約。そして「I Wonder Why」や「A Teenager In Love」等のヒットを放ち、ホワイト・ドゥーワップのブームの中核を担う存在となる。1960年にはディオンがソロ歌手に転向する為、グループを脱退する。1961年にSABRINAレーベルと契約し、1961年に「Tell Me Why」がヒットした以降、1963年まで計6枚のシングルを中ヒットさせている。