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Oldies 45

Del Shannon - Sue's Gotta Be Mine / Now She's Gone

1963 USA Original 45rpm Record [BERLEE/501]

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「ランナウェイ」や「キープ・サーチン」といったヒットや、哀愁のある自作曲を、裏声を交えたエネルギッシュなヴォーカルで歌うスタイルで人気を博したロックンロール、ポップ・シンガー、ソングライター/デル・シャノンが、1963年に自分で設立したBERLEEというレーベルからリリースしたシングルです。シャノンのセルフ・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高71位、英国シングルチャートで最高21位を記録しました。

1963年8月、デル・シャノンとマネージャーおよびBIGTOPレーベルとの関係が悪化したため、シャノンは両親の名を冠した自身のレーベルBERLEEレーベルを設立し、DIAMONDレーベルからデュストリビュートされました。

シャノンが書いた曲で、ザ・フォー・シーズンズのスタイルでアレンジされました。キャッチーなポップ路線で新境地を開いた意欲作で、英国ではなかなかの高得点の評価となっております。

シャノンはその後すぐにマネージャーと問題を取り繕ったため、1964年の初めに、彼はAMYレコードに移籍し、このBERLEEレーベルは消滅しました。

裏面はシャノン作によるバラードです。

コンディション:NM/NM
マトリックス番号:501A 47830 / 501B 49830X


アーティスト【デル・シャノン】



ロックンロール、ポップ・シンガー、ソングライター。1934年ミシガン州グランドラピッズ生まれで、1990年に死去。本名 Charles Weedon Westover 。ハンク・ウィリアムスやハンク・スノウといったカントリー音楽を聴いて育ち、1954年にアメリカ軍隊に招集され、派遣先のドイツでザ・クール・フレイムス(The Cool Flames)というバンドを結成しギタリストとして活動。軍役から戻ると、トラックドライバーやカーペットのセールスマンの仕事をする傍ら、ダグ・ディモット(Doug DeMott)のバンドにギタリストとして参加し、「The HI-Lo Club」で演奏。ところがリーダーのダグ・ディモットがクビとなり、デル・シャノンがチャーリー・ジョンソン(Charlie Johnson)という芸名になりザ・ビッグ・リトル・ショウ・バンド(The Big Little Show Band)という新グループ名に変更して活動。1959年このバンドにピアノ/オルガン奏者のマックス・クルック(Max Crook)が参加し、彼が演奏したミュージトロン(Musitron)という鍵盤楽器は、最初期のシンセサイザー的な役割を果たし、ロックンロール/ポピュラー・ミュージックに新たな音色を吹き込んだ。マックスの紹介でアンアーバーのDJオリー・マクラフリンに録音したデモ音源がきっかけで、1960年にはデトロイトで行われたタレントショウに出演するきっかけを得る。同年にBIGTOPレーベルと契約に成功し、芸名を新たにデル・シャノンとしてデビュー。1961年には「Runaway」がナショナルヒットとなり、続く「Hats Off to Larry」も大ヒットを記録。同レーベルには1963年まで録音しており、1963年にはアメリカ人で始めて、まだ無名だったザ・ビートルズの「From Me to You」をカバーしている。1963年には自身のレーベルBERLEEを立ち上げ、数枚の自主盤を制作。1964年にはAMYレーベルと契約し、「Keep Searchin'」や「Stranger in Town」等をヒットさせた。哀愁のある自作曲を、裏声を交えたエネルギッシュなヴォーカルで歌うスタイルが魅力の歌手である。また彼の代表作品「Runaway」は日本では邦題「悲しき街角」としてヒットしたため、日本では「街角男」という愛称で独自の人気があった事でも知られている。