Creedence Clearwater Revival - Up Around The Bend / Run Through The Jungle [Japan] (w/PS)

ヒッピー・ムーヴメントの中で、50年代の正調ロックンロールを、南部風の泥臭いサウンドで蘇らせた事で逆に注目されたロック・グループ／クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルが、1970年4月に日本LIBERTYレーベルがリリースしたシングルです。ジョン・フォガティ・プロデュースによる作品で、ビルボードホット100チャートで最高4位、全英シングルチャートで最高3位を記録しました。100万部以上のコピーを売り上げてRIAAからゴールド認定を受けました。

バンドのリードシンガー、ギタリスト、ソングライターであるジョン・フォガティによって書かれた、バンドの1970年4月のヨーロッパツアーのほんの数日前に作曲および録音され、アルバム『コスモス・ファンタジー』に含まれていました。



曲はジョン・フォガティが演奏する高音のギターリフで始まるクラシック・ロックの名作です。

大衆文化の中では、2000年の映画「タイタンズを忘れない」等に挿入され、多くの映画やテレビドラマ、CM曲として長年に渡り愛されるオールディーズ作品でもあります。



裏面もジョン・フォガティ作品です。多くの人がこの曲はベトナム戦争に関するものだと思い込んでいますが、2016年のフォガティへのインタビューでは、この曲は実際には米国での銃の急増についてであると説明しました。

ダークでブルージーな雰囲気を持つ名作・2サイダー盤です。

オリジナル・ピクチャースリーヴ付きです（保存状態は良好です）。

アーティスト【クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル】



ロック・グループ。ルーツ・ロック、ブルース・ロック、サザン・ロック、スワンプ・ロック。カリフォルニア州エル・セリート出身。略称「CCR」。1959年に結成されたザ・ブルー・ヴェルヴェッツ（The Blue Velvets）というグループが前身で、サン・フランシスコのベイエリアをベースに活動。1964年にグループ名をクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルに変更し、地元のFANTASYレーベルと契約して録音。1968年に「Susie Q.」がヒットしたのを皮切りに、「I Put a Spell on You」「Proud Mary」「Bad Moon Rising」「Lodi」「Green River」「Commotion」「Down on the Corner」「Fortunate Son」「Travelin' Band」「Who'll Stop the Rain」「Up Around the Bend」「Run Through the Jungle」「Lookin' Out My Back Door」「Long as I Can See the Light」「Have You Ever Seen the Rain?」「Hey Tonight」「Sweet Hitch-Hiker」「Someday Never Comes」等をコンスタントにヒットさせていく。ヒッピー・ムーヴメントの中で、50年代の正調ロックンロールを、南部風の泥臭いサウンドで蘇らせた事で逆に注目された名グループです。ローリング・ストーンの選ぶ「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にいては第82位に選定。バンドは1972年に解散を迎えた。