Claude King - Wolverton Mountain / Little Bitty Heart

ルイジアナ出身のカントリーミュージック歌手、ソングライター／クロード・キングが、1962年3月にCOLUMBIAレコードからリリースしたシングルです。

ドン・ロー＋フランク・ジョーンズ・プロデュースによる作品です。

ビルボード・ホット100チャートで最高6位、ビルボード・カントリーチャートで最高1位、ビルボード・イージーリスニングチャートで最高3位、カナダのCHUMチャートで最高1位を記録しました。

クロード・キングがマール・キルゴアと共作した曲で、1962年のクロスオーバーヒットとなり、クロード・キングがアメリカのカントリーシンガーソングライターとしてのキャリアを確立した作品です。この曲は、実在の人物であるクリフトン・クロウアーズ（キルゴアの叔父）をモデルにしたオリジナル版をマール・キルゴアが書き直したものでした。クロウアーズはウールバートン・マウンテン（山）という場所に住んでいました。曲の主人公がクロワーズの娘を慕い、タイトルにある山に登って結婚しようとする思いを描いています。冒頭では、ウォルバートン山に登るなという伝説の警告を語る場面から始まります。そこに住むクリフトン・クロワーズは「銃とナイフの使い手」で、美しい娘に近づこうとする者を死の危険にさらすからです。娘の「柔らかな唇は蜂蜜よりも甘い」のです。見知らぬ者が入ろうとすると、クロワーズは「熊と鳥」に警戒されます。語り手はクロワーズに逆らい、危険を承知の上で山を登ることを決意します。彼の運命は歌詞では明かされていませんが、明るいトーンは楽観的な雰囲気を漂わせています。

1962年8月、ジョー・アン・キャンベルによるアンサーソング「(I'm the Girl from) Wolverton Mountain」は、ビルボードチャートでヒットを記録しました（ポップ38位、カントリー24位、AC10位）。

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裏面も軽快なアップテンポのカントリー・ポップです。

□オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【クロード・キング】

（1923年2月5日 キースビル・ルイジアナ州～2013年3月7日シュリーブポート・ルイジアナ州）アメリカ・ルイジアナ出身のカントリーミュージック歌手、ソングライターであり、1962年のミリオンセラーヒット曲「ウォルバートン・マウンテン」で最もよく知られている。活動期間は長く、1961年から死去する2013年まで現役であった。2011年、キングはKWKHラジオのダニー・フォックスによって「シュリーブポートの5人の生ける伝説」の1人に選ばれた。