Buddy Knox - Party Doll / My Baby's Gone (3rd.press)

テキサス州ハッピー出身のロックンロール・シンガー、ソングライター、ギタリスト／バディー・ノックスが、1957年にROULETTEレコードからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高1位を記録しました。

バディー・ホリーを録音した事でも有名になったニューメキシコ州にあるノーマン・ペティーのレコーディング・スタジオ録音による作品です。ジミー・ボウエンとバディーが競作をした楽曲を、自身のバンド／ジ・オーキッズの演奏による軽快なロカビリーサウンドに乗せた50's ロックンロール・クラシックス！


Jimmy Bowen

ジョージ・ルーカス監督、脚本による1973年の映画『アメリカン・グラフィティー』に挿入されていました。





ザ・クリケッツのドラマー／ジェリー・アリスンはインタビューで、「パーティー・ドール」のダンボール箱で演奏されたドラムサウンドが、バディー・ホリーの「ノット・フェイド・アウェイ」にインスピレーションをもたらしたと答えています。



1957年にスティーブ・ローレンスによるバージョンがビルボード・ホット100チャートで最高5位に達しました。



裏面もカッコいいロカビリーの2サイダー盤です。

レーベルの上半分がルーレット柄になっている赤レーベルの3rd.プレスです（1st.プレスはマルーン＋ルーレット柄のレーベルでレア、2nd.プレスは赤もしくはオレンジ色のルーレット柄、3rd.プレスはレーベルの上半分がルーレット柄になっている赤レーベル、4th.プレスはルーレット柄無しの赤レーベル盤です）。

アーティスト【バディー・ノックス】







ロックンロール・シンガー、ソングライター、ギタリスト。1933年テキサス州ハッピー生まれで、1999年に死去。ロイ・オービソン＆ヒズ・ティーン・キングスの影響をうけ、1956年に高校時代に友人同士でリズム・オーキッズというロックンロール・バンドを結成して活動。バンド結成後間もなくニューメキシコ州にある（バディー・ホリーを録音していた）ノーマン・ペティーのレコーディング・スタジオを訪れ、録音した「Party Doll」が1957年にROULETTEレーベルよりディストリビュートされナショナルヒットを記録した。その後も同レーベルにて「Rock Your Little Baby To Sleep」と「Hula Love」の2曲がヒットしている。60年代にはLIBERTYレーベルと契約し、プロデューサー／スナッフ・ギャレットの制作で、ポップ路線の作品を手がけているがヒットには至らなかった。