Bob Moore - Mexico / Hot Spot [Vinyl, Monarch Pressing]

1950年代から1960年代にかけてナッシュビルAチームのメンバーだったアメリカのセッション・ミュージシャン、オーケストラ・リーダー、ダブル・ベーシストのボブ・ムーアが、1961年にMONUMENTレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高7位、ビルボード・イージーリスニングチャートで最高1位、ビルボード・R&Bチャートで最高22位を記録しました。

ボードロー・ブライアントによって書かれた「メキシコ」を題材にしたインストゥルメンタル作品です。ザ・チャンプスを彷彿とさせるラティーノ・サウンドを、ナッシュビル録音による豊かなサウンドで色鮮やかに仕上げた60's ポップ・インストゥルメンタル・クラシックです。

ハーブ・アルパート＆ザ・ティファナ・ブラスが、1962年8月にA&Mレーベルからヒットさせる「ロンリー・ブル」（全米チャート6位）にインスピレーションを与えた可能性も考えられる、サウス・オブ・ザ・ボーダー感のある芸術的な編曲の名作です。

実際に、1962年12月にリリースされたハーブ・アルパート＆ザ・ティファナ・ブラスのアルバム『ザ・ロンリー・ブル』の中で本作を取り上げていました。

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裏面もボードロー・ブライアントによって書かれたインストゥルメンタル作品です。

□比較的珍しいモナーク工場プレスのバイナル・プレス盤です。

アーティスト【ボブ・ムーア】

Bob Loyce Moore（1932年11月30日～2021年9月22日）1950年代から1960年代にかけてナッシュビルAチームのメンバーだったアメリカのセッション・ミュージシャン、オーケストラ・リーダー、ダブル・ベーシストである。エルヴィス・プレスリーやロイ・オービソンといった人気アーティストのバックを務め、17,000回以上のレコーディング・セッションに参加した。ボブは、ローファイ/DIYミュージックの先駆者であるマルチ楽器奏者のR・スティーヴィー・ムーアの父親でもある。ニューヨーク・タイムズ紙は、彼の死亡記事で彼のことを「1950年代と60年代のナッシュビル・サウンドの設計者」と呼び賞賛した。ロカビリーの殿堂
入りメンバーでもある。