Bar-Kays - Soul Finger / Knucklehead

STAXレーベル/スタジオのミュージシャンとして活躍しただけでなく、ファンク時代を経て80年代まで活動ししたメンフィス出身のソウル・グループ／ザ・バーケイズが、1967年にVOLTレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高17位／、R&Bチャートで最高3位を記録しました。

スタジオで練習用に演奏していたJ.J.ジャクソンの「バット・イッツ・オーイト」からインスパイアされ、それにオーティス・レディングの“メリーさんの羊”の要素を取り入れて完成したという逸話もユニークな作品で、全体的にワイワイ賑やかな雰囲気が楽しい60's サザンソウル・パーティーチューン！


J. J. Jackson - But, It's Alright


Otis Redding - Mary Had A Little Lamb

1980年にブルース・ブラザーズによるバージョンが、アルバム『メイド・イン・アメリカ』に含まれました。


Blues Brothers - Soul Finger

裏面はブッカー・T・ジョーンズ + スティーヴ・クロッパー作によるR&Bで、こちらもビルボード・ホット100チャートで最高76位、R&Bチャートでも最高28位を記録する事となった2サイダー盤です。

LPに収録された同曲とはバージョン違いのシングル・バージョンで、こちらはローファイでワイルドな感じが堪らないロッキン・ブルース・チューン！！

＜参加ミュージシャンと録音場所＋日時＞
Bar-Kays [Soul Finger] [Knucklehead]
Ben Cauley (tp) Phalon Jones (ts) Booker T. Jones (hca -2) Ronnie Caldwell (org) Jimmy King (g) James Alexander (el-b) Carl Cunningham (d)
Memphis, TN, March 31, 1967

アーティスト【ザ・バーケイズ】



ソウル・インストゥルメンタル・グループ。1966年にテネシー州メンフィスで結成。地元メンフィスのSTAXレーベル/スタジオのミュージシャンとして抜擢され、同レーベルのセッションで活躍。録音はVOLTレーベルにあり、1967年のデビュー・シングル「Soul Finger」が大ヒットを記録した。同1967年からはオーティス・レディングの専属バンドとしてツアーにも出かけていたが、人気もこれからという矢先の1967年12月10日に、飛行機事故の墜落事故に遭いメンバーのうち5人と、同乗していたオーティス・レデイングと共に他界。その後はメンバーを再編して活動を続け、ファンク時代を経て80年代まで活動を続けている。