Annette - Indian Giver / Mama, Mama Rosa

ウォルト・ディズニーに見出され、「ザ・ミッキーマウス・クラブ」のマウスケティアーズでデビューし、ソロとなってからはトップ・アイドル、女優、歌手として大活躍したアネット・ファニセロが、1961年にBUENA VISTAレーベルからリリースしたシングルです。

タイトルの「インディアン・ギバー」とは、贈り物を与えて後でそれを返して欲しいと申し出る人、または、その品物の見返りに同等の価値のあるものを期待する人を表すのに使用される軽蔑的な表現です。日本語では「損得勘定のある人」と訳せそうです。曲自体はキャッチーで、先住民風のコーラスをフィーチャーしたオーケストラ・サウンドがエキゾチックな60's ガール・ポップ・ナンバーです。

裏面はメキシコをモチーフにした明るいポップ・ナンバーです。

アーティスト【アネット・ファニセロ】







女性ポップ・シンガー、ティーン・アイドル、女優。1942年ニューヨーク州ユティカ生まれで、2013年に死去。本名は Annette Joanne Funicello 。12歳の時にウォルト・ディズニーに見出され、「ザ・ミッキーマウス・クラブ」のマウスケティアーズに参加。グループの中でも抜群のカリスマ性と存在感を放ち、一躍トップアイドルとして君臨。1959年から多くのディズニー作品に出演し、特に『Beach Party』(1963), 『Muscle Beach Party』(1964), 『Bikini Beach』(1964), 『Pajama Party』(1964), 『Beach Blanket Bingo』(1965), 『How to Stuff a Wild Bikini』(1965) は大ヒットし、“ビーチ・パーティー”シリーズとして人気を博しています。歌手としての録音は1958年からBUENA VISTAレーベルにあり、「Tall Paul」「Jo Jo the Dog Faced Boy」「Lonely Guitar」「First Name Initial」「O Dio Mio」「Train of Love」「Pineapple Princess」「Talk to Me Baby」「Dream Boy」「Blue Muu Muu」「Dreamin' About You」等、多くのヒット曲を連発しており、ティーン歌手としてもトップ的な存在感を示した。