Tommy Ridgley - When I Meet My Girl / What'Cha Gonna' Do

40年代にデイヴ・バーソロミュー楽団の歌手としても活躍した、ニューオーリンズR&Bの実力派シンガー／トミー・リッジリーが、1957年にHERALDレーベルからリリースしたシングルです。

リッジリーが、おそらくサックス奏者のリー・アレンと共作した作品です。ニューオーリンズのコジモ・マタッサ／J&Mレコーディング・スタジオ録音による、ファンキーなシンコペーションリズムで仕上げた50's ニューオーリンズR&B・ジャンプ！英国のJUKEBOX JAM/MAMBO系がお好きな方におすすめの作風です。

翌年にラリー・ウィリアムスがヒット・シングル「ボニー・モロニー」の裏面曲となる「ユー・バグ・ミー・ベイビー」で本作をリップオフしているという点にも注目したい一曲です。



裏面もリー・アレンと共作による作品で、こちらもJ&Mサウンドが痛快なニューオーリンズR&B・ナンバー・2サイダー！

アーティスト【トミー・リッジリー】



R&B・シンガー。ニューオーリンズR&B。1925年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。本名 Thomas Herman Ridgley 。愛称は「ザ・キング・オブ・ストロール（The King of Stroll）」。1949年にデイヴ・バーソロミュー楽団の歌手としてIMPERIALレーベルに初録音。以降50年代はDECCA, ATLANTIC, HERALDレーベルに録音し、1960年-1962年はRICレーベルに録音を残している。大ヒットはないものの、正確にコントロールされたボーカルスタイルの実力派歌手である。