Política de reembolso
- 返金・返品ポリシー
・ご注文のキャンセル、返品について
商品の入れ間違い、不良品(配送中の破損、再生不可能なレコード盤の傷や盤反り)や、商品説明と内容が大きく異なる場合には即対応させていただきますので、到着から7日以内にご連絡ください。その際にご注文番号等をお伝えいただけますと、よりスムーズに対応させていただけます。商品到着後7日を超えますと商品の返品は一切お受けいたしませんので、商品到着後は速やかに商品の状態をご確認ください。
お客様からの商品が返送到着後、不良個所を確認し、修繕可能な場合は修繕し、代替品がある場合には代替品をお送りさせて頂きます。 修繕不可能な場合や代替品が用意できない場合には、代金を銀行振込にて即日中に返金させていただきます。
- 返品に掛かる送料は当店が負担いたします
- 他の商品との等価交換は可能です
- 『インターネット通信販売』は、訪問販売等と異なり、特定商取引法によるクーリングオフ制度の適用外となっています
- コンディションの評価には若干の個人差がありますので、ご了承ください
- シールド・未開封の場合、開封後の返品はいかなる場合でもお受けできませ
- 特別な理由(入院する事になった等)がない限りは、原則としてご注文後のキャンセルはご遠慮ください。
・商品の受け取り拒否に関して
運送業者の保管期限を超過して当店に荷物が返送された場合、または代引きをお受け取りにならずに当店に荷物が返送された場合には「返品送料」が発生しますので、ご注文者様にはこの「返品送料」プラス、最初に送った時の「送料」の往復分の送料を請求させていただきます。商品をお受け取りにならずとも、商品が配送された事は事実ですので、当店は配送業者に実費を支払う義務が生じるからです。その際にご対応いただけない場合には、当店は被害者となりますので、担当弁護士と協議の上、所轄警察署に行き、法的処置を取らせていただきます。その際は個人情報(名前 住所 電話番号 Eメールアドレス IPアドレス)を提出する事をご了承ください。
購入意思のない注文を繰り返し行う行為(いたずらや嫌がらせ)は、法的に業務妨害とみなされており、「偽計業務妨害」としてすでに逮捕事例もでております。当店が営業妨害であると判断した場合(注文→取り置き→キャンセルで売上逸失が出た場合等)は、上記同様の法的処置を取らせていただきますのでご了承ください。
- クレーム、不服を提起する前にご一読くださいませ
・レコードの針飛びに関して
レコードは再生環境/設定により針飛びしてしまう場合があります。お客様から返送いただいたレコードの針飛び箇所を確認する際、当店のレコードプレーヤーの再生環境/設定(Technics SL1200MK3/5:ShureM44-7/1.5g-2g)の設定で針飛びが認められない場合には、その旨をご連絡いたします。
当店では上記再生環境で音質等を確認しており、そこで問題がなければ販売可能な商品であると判断いたしております。ウェブ上に登録されている商品の試聴音源も、上記と同様の環境で作成しており、そこで針飛びが確認できない場合は問題がないとみなしております(試聴音源で未録音部分は除きます)。また試聴音源データは基本的に保存しておりますので、証拠用としてご確認いただく事も可能です。
また簡易レコード・プレーヤー/ポータブル・レコード・プレーヤーで使われているABS樹脂タイプの針は、針圧やアーム位置、高さ等の調整が不可能ですので、再生環境としては不安定で非常に針飛びしやすいです。(↓以下の画像のような針を使用した再生機器の例)
このタイプのレコード・プレーヤーで針飛びが起こるのは当然という認識を当店は持っておりますので、このタイプのレコード・プレーヤーが原因の針飛びによる返品・クレームは対象外とさせていただきます。
その他、“やっぱり曲が気に入らなかった”といったお客様の主観や、“実はすでに持っていた”、“DJ時のバックキューの頭出しで針飛びした”などの個人的な事情、または“60年前の輸入中古レコードに指紋や埃がついていた”といった不寛容な価値観、その他、客観的に非常識と思われるクレームはすべて返品対象外とさせていただきます。
一応ルールとして長々と書きましたが、ヴィンテージの中古品という商品の特性上、予想外のことが発生する可能性はあるかと思います。そういった場合でも、お客様からのご意見は真摯に受け止め、改善・発展させていく所存ですので、商品に関して何かお気づきのことがございましたらお問い合わせくださいませ。
・余談(だが重要):7インチのお話
再生・音質に悪影響のない、軽微な盤反り、軽微なセンターずれ、プレス状態に起因するバックグラウンドノイズ等は、50〜60年代に生産された7インチ・レコードにはつきものです。78回転盤(SP盤)時代の後期に45回転のVINYLレコード盤が発明され、大衆化して間もない頃のアメリカ・プレス盤はその傾向が顕著です。
プレス経費を抑えるために、廃棄レベルの磨耗したスタンパーを使いまわしたり、ゴミの塩化ビニール(レコードを形成する際に盤の外円から切り落とされた不要部分や失敗したプレス ※補足:塩化ビニールは70℃程度で軟化し120~150℃程度で成形可能)を再利用したプレスを採用し市場に流通させていた弱小インディーレーベルが各地に乱立し割拠した時代です。
ロカビリーが生誕した事で有名なメンフィスのSUNレーベルや、シカゴ・ブルースの名門CHESSレーベル、ニューヨークで大成功を収めたATLANTICレーベル、デトロイトのMOTOWNレーベル等でみられる初期のプレスは、背後でサーーーやザーーーとなっていたりする感じで、現代の普通の感覚で捉えると"粗悪品"といって差し支えないレベルの物が目立ちます。乱暴な言い方をすると、この時代のインディーレーベルものは特に「そういうもの」といった感じなのです。時代もお国も違うので、当然常識も違います。当時の人達はレコード屋で新品で購入したレコードがサーサーザーザーなってても許容して音楽を愉しんでいたに違いありません。
しかし45回転盤の先駆者であるRCA VICTORを中心に、DECCAやCOLUMBIAといった大手レーベルも追随してプレス技術を洗練、向上させ、優れたプレスのレコードが徐々に一般化していきます。ですので、全体的にはこの時代の7インチ・レコードは素晴らしく、他にはない豪快なサウンドとして現出し、そのサウンドは今でも我々を魅了し、愉しませてくれています。骨董品さながらに値上がりし続けるオークションの白熱ぶりを鑑みると、世界中の血気盛んなコレクターが情熱を注ぎ込んでいる事が分かり、それがなによりの証左といえるでしょう。
7インチ・レコードの歴史を感じながら、当時の時代背景のノスタルジーや、人の気持ちに想いを馳せてロマンスを味わう、それが初期のオリジナル盤レコードの愉しみ方であると我々は考えております。