The Lemon Pipers - Green Tambourine / No Help From Me

アメリカ合衆国オハイオ州オックスフォード出身の1960年代の短命のアメリカのロック・バンド、ザ・レモン・パイパーズが、1967年11月にBUDDAHレーベルからリリースしたシングルです。

ポール・レカ・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高1位、USキャッシュボックスチャートで最高1位、カナダのRPMチャートで最高3位、全英シングルチャートで最高7位を記録しました。

ポール・レカと、ブリル・ビルディングのライター、ロシェル・“シェリー”・ピンツによって作詞・作曲された曲です。ピンツは、1966年の早春、ブリル・ビルの前に立っているとき、私はタンバリンを持った男がお金を物乞いしているのを見てこの曲の歌詞に着想を得たそうです。

豪華なオーケストラ・サウンドにエレクトリック・シタールをフィーチャーし、全体的にサイケデリックなアレンジにした60's サイケデリック・ポップ～バブルガム・ポップ・クラシックスです。

1968年、ローレンス・ウェルク＆ヒズ・オーケストラによるインストゥルメンタル・バージョンはビルボードのイージーリスニング・チャートで27位、レコード・ワールドの「トップ・ノン・ロック」チャートで21位、レコード・ワールドで11位に達しました。



裏面はガレージ・ロックで、キーボーディストのボブ・ネイヴがリード・ボーカルを務めています。

【バブルガム、もしくは、バブルガム・ポップとは】 子供や青少年向けに販売されている、キャッチーで明るいスタイルのポップ・ミュージックです。1960年代後半に米国で生まれ、ガレージ・ロック、ノベルティ・ソング、ブリル・ビルディング・サウンドから発展した、より具体的なロックとポップのサブジャンルも指します。そのターゲット層はプレティーンと若いティーンエイジャーです。アーチーズの1969年のヒット曲「シュガー、シュガー」は、バブルガム系のポップ・ロックソングを多用した土曜朝の漫画シリーズの短命なトレンドであるカートゥーン・ロックにつながった代表的な例でした。バブルガムのアーティストのほとんどは一発屋でしたが、そのサウンドは1970年代初頭まで重要な商業的勢力であり続けました。1970年代、オリジナルのバブルガム・サウンドはパンク・ロック、ニュー・ウェーブ、メロディック・メタルの形成に影響を与えています。

コンディション：NM/NM/WOL マトリックス番号：BUD5044-1D / BUD5043-1E PAUL-SHELLY-B1B

アーティスト【ザ・レモン・パイパーズ】











アメリカ合衆国オハイオ州オックスフォード出身の1960年代の短命のアメリカのロック・バンド。1968年に全米第1位に達した曲「Green Tambourine」のヒットで知られている。