Terry Stafford - Suspicion / Judy

オクラホマ州ヒルズ出身のポップ・シンガー、ソングライター／テリー・スタッフォードが、1964年2月にCRUSADERレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高3位、カナダのチャートで最高4位、UKシングルチャートで最高31位を記録しました。

ドク・ポーマスとモート・シューマンが書き、1962年にエルヴィス・プレスリーが最初に録音した曲です。エルヴィスの1962年のアルバム『Pot Luck with Elvis』に収録されています。


Doc Pumus & Mort Shuman



A&Mレーベルとの契約に失敗した後、スタッフォードはボブ・サマーズのロサンゼルス・スタジオで「サスピション」のデモを録音しました。1959年のラリー・ホールによるヒット曲「サンディー」のプロデューサーとして知られているサマーズは、デモのすべての楽器を演奏しました。編曲にはフランス製の電子鍵盤楽器であるオンディオリンが含まれており、サウンド全体にリズミカルさを持たせています。スタッフォードと彼のマネージャーは、ロサンゼルス・エリアのレコード会社や、ディスクジョッキーのジーン・ウィードが新しく設立したCRUSADERレーベルの事務所の隣にあったKFWB等の地元のラジオ局に売り込み、ローカルでのヒットを経て、全国ヒットとなり、そしてカナダと英国でも大ヒットとなりました。エルヴィス・プレスリー以上にエルヴィス・プレスリーっぽく仕上がった60's ポップス・クラシックスです。

裏面は自作によるミッドテンポのポップナンバーです。

アーティスト【テリー・スタッフォード】



Terry LaVerne Stafford (November 22, 1941 Amarillo, Texas, U.S. - March 17, 1996 Amarillo, Texas, U.S.)ポップ・シンガー、ソングライター。活動期間は1963年～1996年と長く、1964年のポップヒット「サスピション」と、1973年のカントリーヒット曲「アマリロ・バイ・モーニング」が最もよく知られている。またスタッフォードは、エルビス・プレスリーの声質に似た事でも知られていた。