Johnnie Ray - Just Walking In The Rain / In The Candelight

リズムを付けた唱法が特徴的で、後のロックンロールに影響を与えたと云われる白人ポップ・シンガー、ソングライター、ピアニスト／ジョニー・レイが、1956年にCOLUMABIAレコードからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高11位、UKシングルチャートでは7週連続1位を記録したました。

戦後を代表するアメリカン・ポップスとしては有名な作品かと思いますが、1952年にR&Bグループ／ザ・プリゾネアーズ（The Prisonaires）がSUNレコードに吹き込んでいた曲のカバーです。



当初レイは本作を歌う事に乗り気ではなかったが、ミッチ・ミラーの推奨によってレコーディングするに至り、結果ゴールドディスクを記録する大ヒットとなりました。レイ・コニフ楽団の演奏とコーラスに、口笛のアレンジが軽快に乗った50'sポップス・クラシックスです。


Mitch Miller


Ray Conniff

裏面はバラード作品です。

アーティスト【ジョニー・レイ】





白人ポップ・シンガー、ソングライター、ピアニスト。1927年オレゴン州ダラス生まれで、1990年に死去。本名 John Alvin Ray 。アイヴォリー・ジョー・ハンター、ラヴァーン・ベイカー、ケイ・スターらに影響をうけ、リズムを付けた唱法が特徴的で、後のロックンロールに影響を与えたといわれている。白人歌手ながら、1951年に黒人音楽専門だったOKEHレーベルと契約し、「Cry」 / 「The Little White Cloud That Cried」のシングルが両面ヒットし2万枚のセールスを記録した。その後もCOLUMBIA等のレーベルから「Please Mr. Sun」「Such a Night」「Walkin' My Baby Back Home」「A Sinner Am I」「Yes Tonight Josephine」等がヒットし、特に「Just Walkin' in the Rain」はイギリスで最も売れて、英シングルチャートでNo.1ヒットとなっている。