Jo Ann Campbell - Bobby, Bobby, Bobby / A Kookie Little Paradise

ロカビリーの先駆者の一人として知られる女性ポップ・シンガー／ジョー・アン・キャンベルが、1960年にABC PARAMOUNTレーベルからリリースしたシングルです。

ボビーという男性名をタイトルにしたキャッチーなアップテンポ曲を、シド・フェラーが指揮するオーケストラ・サウンドに乗せて仕上げたティーン・ガール・ポップ・ナンバーです。


Sid Feller & Ray Charles

裏面はボブ・ヒラードとリー・ポックリスが書いた、カリビアン・ポップス・スタイルのトロピカルなポップ・ナンバーの2サイダーです。

コンディション：NM/NM/SOL/RW マトリックス番号：ABC-10087 / ABC-10086

アーティスト 【ジョー・アン・キャンベル】









白人女性ポップ・シンガー。1938年フロリダ州ジャクスン生まれ。ロカビリーの先駆者の一人として知られている。4歳で音楽学校に通い、フレッチャー高校時代には軍楽の隊長なども努める。1954年にはダンサーとしてヨーロッパに遠征し、その後ニューヨークに移りザ・ジョニー・コナード・ダンサーズ（The Johnny Conrad Dancers）に参加し、『ザ・ミルトン・バール・ショウ（The Milton Berle Show）』や『ザ・コルゲート・コメディー・アワー（The Colgate Comedy Hour）』といったテレビ番組にも出演した。1956年にはダンサーを辞めて歌手に転向し、RKO-POINTというレーベルに初録音して、次にELDORADOレーベルにも録音して、ニューヨークの名門アポロ・シアターにも出演を果たす。1958年にGONEレーベルに録音した「Wait A Minute」等のロックンロール作品が出されたあたりから注目度が上がり、ディック・クラークの『アメリカン・バンドスタンド』にも出演した。そして1959年にロックンロール映画『ゴー、ジョニー、ゴー（Go, Johnny, Go）』にも出演。1961年にはABC PARAMOUNTレーベルと契約し、シングル「Motorcycle Michael」がイギリスでヒットしている。1962年にはCAMEOレーベルに移籍し、カントリー音楽路線にスタイルを変更し、「I'm The Girl From Wolverton Mountain」が大ヒットし、続けて「Mother, Please! (I'd Rather Do It Myself)」もヒットし、同年にはジョーイ・ディーのツイスト映画『ヘイ、レッツ・ツイスト（Hey, Let's Twist）』にも出演してる。1964年、当時のATLANTICレコードのプロデューサーのトロイ・シールズと結婚し、それを期に音楽業界を引退している。