Donovan - Lalena / Aye My Love

フォーク、ジャズ、ポップ、サイケデリック、ワールド・ミュージック等を取り入れた独自のポップスで多くのヒットを残した、UKロック～ポップ～フォーク・シンガー、ギタリスト、ハープ奏者、ピアニスト、バンジョー奏者／ドノヴァンが、1968年10月にEPICレーベルからリリースしたシングルです。

ミッキー・モスト・プロデュースによる作品です。



ビルボード・ホット100チャートで最高33位を記録しました。ドノバンはこの頃、レーベルとの契約問題を抱えていたため、イギリスではシングルがリリースされませんでした。フランスでも22位に達するヒットとなっています。

ドノバンが書いた曲で、2004年に、彼はこの曲が女優のロッテ・レーニャからインスピレーションを得たもので、社会的に疎外された女性に宛てた歌詞は、映画版『三文オペラ』のレーニャのキャラクターに対する反応であると明らかにしています。レコーディングは、1968年9月にオリンピック・スタジオで録音され、ジョン・キャメロンが編曲を担当し、フルートのハロルド・マクネア、ドラムのボビー・オア、ベースのダニー・トンプソン、ロイヤル・フィルハーモニックの弦楽奏者らがバッキングを演奏しました。甘いストリングスが美しいフォーク・スタイルのバラードをアクセントにし、聴くたびに力強さと深さを増す名作と評される名作です。

1969年にディープ・パープルによってカバーされました。

裏面はアップテンポのポップ・ナンバーです。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：JZSP138582-1A / JZSP138583-1A

アーティスト【ドノヴァン】







UKロック、ポップ、フォーク・シンガー、ギタリスト、ハープ奏者、ピアニスト、バンジョー奏者。1946年スコットランド出身。本名 Donovan Philips Leitch 。1965年にイギリスに渡り、人気音楽番組『レディー・ステディー・ゴー』に出演して人気を獲得する。同年にUK PYEレーベルよりボブ・ディランをイミテートしたフォーク歌手としてデビューを果たした。その後プロデューサーであるミッキー・モストとのコラボレーションで音楽スタイルをポップ路線に変更し、「Catch the Wind」「Colours」「Sunshine Superman」等を英米その他世界各国で大ヒットさせ、国際的なスターとなり活躍した。フォーク、ジャズ、ポップ、サイケデリック、ワールド・ミュージック等を取り入れた独自のポップ観に奥ゆかしさがある名アーティストである。