Derek & The Dominos - Layla / I Am Yours

エリック・クラプトンが在籍した事で知られるブルース・ロック、サザンロック・グループ／デレク・アンド・ザ・ドミノスが、1971年にATCOレーベルからリリースしたシングルです。

トム・ダウド・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高19位、UKシングルチャートで最高4位を記録しました。日本では邦題「いとしのレイラ」として知られています。

エリック・クラプトンとジム・ゴードンが共同で作詞作曲をしており、流麗なギターによる前半部分をクラプトンが担当し、後半のピアノコーダ部分をゴードンが担当した、ロック・ラブ・ソングの名曲です。印象的なスライドギターはデュアン・オールマンが伴奏しており、クラプトンとギターバトルのような演奏を繰り広げていたと言う名演を聴く事が出来ます。

7分超えの大作をフルバージョンで、しかも45回転でシングル片面にカッティングしたのは、当時の7インチとしては異例の一枚です。そのため、音圧はLP並みの感じですが、45回転ですので独特の音の空間がある感じです。

※余談ですが、プロモ盤とストック盤でショート・バージョンの7インチも出されています。


Short Version label

裏面はバラード曲です。

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

コンディション：NM/NM/TROL マトリックス番号：71-C-20289-2 / 71C20281-2

アーティスト【デレク・アンド・ザ・ドミノス】



ロック・グループ。ブルース・ロック、サザンロック。エリック・クラプトンが在籍した事で知られる。活動期間は短く1970–1971年の間。エリック・クラプトンはブラインド・フェイス解散後にアメリカに留まり、デラニー＆ボニー＆フレンズと活動を共にする。ここで、アメリカ南部のブルースロックやサザンロックに強い影響を受けたクラプトンは、バンドからボビー・ウィットロックと、カール・レイドルと、ジム・ゴードンを引き抜き、1970年にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成した。録音はUK POLYDOR, US ATCO, RSOレーベルにあり、1970年の「Layla」が代表作品として知られている。