Deon Jackson - Love Makes The World Go Round / You Said You Loved Me

ミシガン出身のR&B～ミシガン出身のR&B～ソウル・シンガー／デオン・ジャクソンが、1965年12月31日にCARLAレーベルからリリースしたシングルです。

オリー・マクラフリン・プロデュースによる作品です。


Ollie McLaughlin

ビルボード・ホット100チャートで最高11位、ビルボード・R&Bチャートで最高3位を記録しました。日本では邦題「恋は世界を駆け回る」として知られています。

デオン・ジャクソンが書いた曲で、歌詞の中で、ジャクソンは比喩や誇張を使って「誰もが愛を必要としている」と感じていることを表現しています。「愛はシーソーを上下させ、木々を高く成長させ、春には花を咲かせ、鳥を歌います、そして人々をとても気分良くさせます、人々を泣かせます」等。

デイル・ウォーレンが編曲・指揮したオーケストラ・サウンドにガールズ・コーラスをフィーチャーしており、これは同じデトロイトのモータウンのブレンダ・ホロウェイの「ホエン・アイム・ゴーン」の影響ではないかと思われます。



スモーキー・ロビンソン・スタイルのボーカルで味わい深く歌い上げる60's ポップ・ソウル・クラシックスです。

1971年にキキ・ディーによるカバーは、ビルボード・ホット100チャートで最高87位に達しました。



1971年にオッズ・アンド・エンズというバンドによるカバーも、ビルボード・ホット100チャートで最高83位に達しました。



裏面はラテン調のアップビートのソウル・ナンバーです。

デッドワックス部分に油性ペンで書き込み（元のレコードの所有者だった人の名前）がありますが、音楽が終わった部分ですので再生に悪影響はございません。

プレス状態によっては綺麗でも音が歪む個体が散見されるタイトルなので注意が必要です。この個体は音の鳴りが安定しており非常に良いプレス状態の当たりプレスでおすすめです。

アーティスト【デオン・ジャクソン】









R&B～ソウル・シンガー。1946年ミシガン州アンアーバー生まれ。アンアーバー高校に歌が上手いクラスの人気者がいると話題になり、バーバラ・ルイスを手がけたことで知られるデトロイトの音楽プロデューサー、オリー・マクラフリンがスカウトした。1964年にATLANTICレーベルと契約し、デビュー作の「You Said You Love Me」と「Come Back Home」はローカルヒットを記録した。1965年にATLANTICレーベル傍系のCARLAレーベルから、「Love Makes the World Go Round」が大ヒットし、同時期にATCOレーベルからアルバムもリリースされた。地元の先輩スモーキー・ロビンソンに影響をうけたスムースな美声ボーカルが魅力である。