Bobby Day - Rockin' Robin / Over & Over

「ロッキン・ロビン」「リトル・ビティー・プリティー・ワン」で知られるウェストコーストR&B・シンガー、ソングライター／ボビー・デイが、1958年にCLASSレーベルからリリースしたシングルです。

ジミー・トーマス・プロデュースによる作品で、ビルボードホット100チャートで2週連続2位、R&Bチャートで3週連続1位を記録しました。

レオン・ルネがジミー・トーマスの変名を使って書き下ろしたキャッチーなアップテンポ・ナンバーを、CLASSレーベルらしい跳ねたリズムと、コーラス＆ハンドクラップでダンサブルかつ賑やかに仕上げたブラック・ロックンロール・ナンバー！1972年のザ・ジャクソン・ファイヴ他、カバーも多い原始ロックンロールの古典的名作です。



裏面はロバート・ジェームス・バード（ボビー・デイ）が書いた曲で、ビルボードホット100チャートで41位に達しました。ビルボードホット100に入った同じ週に、サーストン・ハリスのバージョンもチャート入りし、96位のピークに達しました。



曲はボビー・デイが在籍したザ・ハリウッド・フレイムス時代に、ボビーが作曲をしヒットさせた「バズ・バズ・バズ」を改作したロックンロール作品です。



1965年、初期のブリティッシュインベイジョンを代表するバンドのひとつであるザ・デイブ・クラーク・ファイブによるバージョンが最も成功しています。このバージョンは、リードシンガーで鍵盤楽器奏者のマイク・スミスによって歌われました。グループの特徴的な強打の音に加え、 4/4拍のサックスブロウを伴うドラムビートが続きます。米国では、「オーヴァー＆オーヴァー」は、グループの12番目のトップ40ヒットであり、唯一のナンバーワンヒットでした。母国イギリスでは45位にしか達しませんでした。

アーティスト【ボビー・デイ】







Robert James Byrd - (Born July 1, 1930 Fort Worth, Texas, United States - Died 27 July 1990 (aged 60) Los Angeles, California, United States) R&B・シンガー、ソングライター。ウェストコーストR&B。1955年にザ・ヴォイセズ（TheVoices）というグループに在籍しCASHレーベルに録音を残す。このグループで一緒だったアール・ネルソンとの関係は続き、彼と共にボビー・バード＆ザ・バーズ（Bobby ""Baby Face"" Byrd and The Birds）、ボビー・デイ＆ザ・サテライツ（Bobby Day & The Satellites）、アール・ネルソン＆ザ・ペリカンズ（Earl Nelson and The Pelicans）、ロバート・バード＆ヒズ・バーディーズ（Robert Byrd and His Birdies）等の多数の名義を用いてCASH, CLASSレーベルに録音している。1957年にはザ・ハリウッド・フレイムス（The Hollywood Flames）にも一時在籍し、この時ボビーが作曲した「Buzz-Buzz-Buzz」がナショナルヒットを記録した。1958年にはボビー・デイのソロ名義でCLASSレーベルから「Rockin' Robin」が大ヒットし出世作となっている。それから間もなくアール・ネルソンとのコンビを本格始動させて、ボブ＆アール（Bob & Earl）でCLASS, MALYNN, TEMPEレーベルに録音をした（1963年のMARCレーベルでの大ヒット「Harlem Shuffle」でのボブはボビー・レルフ（Bobby Relf）という別人）。1962年には再びソロとなりRCA VICTORレーベルにも録音あり。他にも、作曲家としては、サーストン・ハリスがヒットさせた「Little Bitty Pretty One」を作曲し自身でもヒットさせている。